中学受験成功への道!が最大のテーマなのだから、
早くみなさんに役立つ情報に行きたいのだけれど。。。
でも、やっぱり、私達親子がどうして過ごしてきたのか、
そもそも中学受験を決意するに至った経緯は書いておきたいな、
と思いますので、しばしお付き合いください(*^-^*)!
幼少期
31歳で、初めての子である長男を授かってから、私の戦いが始まりました。
言葉がとても遅かった長男。
でも、とにかく、とにかく好奇心が旺盛。
なんでも手を出して、常に動き回り、
動くものに突進していく、そんな子でした。
離乳食はにぎって投げて、なんというか、
神経質の正反対にいるような男の子。
手の届く本棚の本は、毎日全て落とさずにはいられない、
そんな男の子。
女三姉妹で育った私は、男の子ってすごいな、
想像を超える手のかかりようだなと日々へとへとでした💦
実家から遠く離れて暮らしていたため、
親に協力してもらうという選択肢はなく、
でも、その当時の私は必死でした。
私は歩けるようになった長男を連れて、
一日2回は公園に連れて行くのが日課でした。
午前と、午後、とにかく、外に連れ出す。
時間があれば外に連れ出して、
昼寝してくれている間と寝かしつけの後に急いで家事をして。
へとへとだけど、ヨレヨレだけど、
それが男の子に一番良いのだと信じて。
おや?おかしいなと思ったきっかけは、
近所の児童館で行われた、
「親子ふれあい教室」というものに参加するようになってから。
対象年齢が2歳とはいえ、相手もプロ。
リトミックの先生が、毎回手を変え品を変え、
絵本だったりおもちゃだったり楽器だったり、
子供の気を引くような内容で楽しませてくれました。
でも。。。。
毎回、息子はなぜか教室を飛び出していきました。
そして、児童館の中をひたすらウロウロ。
他の子は、完璧に集中、とまではいかなくても、
それなりに興味を示している様子。
でも、息子は我関せず。
自分のペースで、自分が行きたいところに行く、
私はそれを追いかける。
せっかく抽選で当たったのに、
外に飛び出していっちゃうなんてちょっと勿体ない。。。
と思いながら帰宅。
そういえば、この子、何かに突進していくときは、
私がどんなに大声で声をかけても
振り返ったり反応したりしないかも。
そういえば、1歳児検診の時も、
耳が聞こえていないかもと疑ったことがあり、
検査方法を聞いておじけづいてやめた記憶がよみがえりました。
(麻酔を使って眠らせると言われてビビってやめた)
と、これはあとになってから気が付いたのですが、
そんな猪突猛進な特性は、
なんだかんだ、長い間変わることはありませんでした。
(中学生になった今もそんな傾向があります)
3歳児検診で
いよいよ決定的になったのは3歳児検診の時。
保健所内の検診の部屋をとにかく忙しく動きまわる息子を
相変わらず汗だくで追いかけつつ、
最後の問診の時でした。
問診してくれる保健師さんが
いろいろ話しかけてくれているのだけど、
息子はいつものように部屋を飛び出し、
どこかへ駆けていってしまいました。
いつものように、どんなに呼んでも、
振り返りもせず、ただただ、走っていく息子。
追い付かない、止められない、母親なのに!
必死になって連れ戻した時、私はなんだか悲しくなって、
不思議と涙が出ていました。
すると、保健師さんから、
「お母さん、ちょっと困ってる?
ひょっとして、だけど。。。
少し、相談するところがあるわよ」
その一言を聞いた時のことは、
ショックだったのか、あまり覚えていません。