子育てに思い悩んだ日々
さて、息子が発達障害グレー
(正確には、ADHD傾向のある自閉症スペクトラム)と
診断されるまでを長々お話ししました。
って、前置きが長いんじゃ!と思われてしまったかな💦
でも、私、この診断がつくまで、
相当長い間一人で悩んで苦しんだので、
同じような悩みをもつ方がもしいたら、
「いろんな人に助けを求めてみてね。
必ず、手助けをしてくれる人がきっと見つかるから、
どうぞ、一人で悩まないで!」
と言いたくて、あえて詳しく説明したわけです😊
だって、ADHDグレーは、
本当に診断つきづらいです。
更に、診断がついても、
周りに理解されづらい。
我が子に対してどうして対処していいのかも、
よくわからない。
私は、息子が小学校2年生の時に出会った小児心理の先生
の存在がなければ、
きっと、いや、絶対、心を病んでたと思います。
授業中にじっとしていられないのはなぜだろう、
気になるものがあって走り出すと、
どんなに大声で呼んでも止まらないのはなぜだろう、
授業中に、勝手に発言してしまうのはなぜだろう、
学校で、なぜか一番にこだわって走り出したりしてしまうのはなぜだろう、
授業中に股間を触り続けていて、
それはダメだと言ってもやめられないのはなぜだろう、
優しい良い子なのに、友達にバカにされているのはなぜだろう。。。
私の育て方が悪いのだ、私が悪いんだ、そうだ私が悪いんだ!!!
小児心理の先生に出会うまでの私は、
自分を責めることでしか不安を解消できませでした😫
小児心理の先生も中学受験を応援してくれた
そこで、小児心理の先生は、
「ADHDグレーは、その子の、特徴です。
特徴だから、それでその子の人格が否定されるべきではありません。
周りの環境を整えるだけで、
症状もかなり抑えることができます。
とはいえ、ずっと接しているご家族の方が
いろいろ困ったり悩んだりするのも事実。
そうしたことについては、逐一相談してください。」
と、私の悩みをわかってくださいました。
ちなみに、小児心理の先生に、
我が家が中学受験を検討していることを相談してみた時の
回答はこちら⇓
「こういうタイプのお子さんは、
公立中学校での内申点は取りにくいですからね、
同じように考えられるお母さまは、
結構いらっしゃいますよ。
こういう子は案外天才肌だったりもするから、
自分の好きなことは極めたりしますから、
上手に個性を伸ばしてあげられれば良いんですけど、
日本の社会はなかなかそういう体制ではないですからね。
いわゆる天才と言われる人には、発達障害の方多いですね」
と、すんなり、応援してくださいました。
そうだ、数多くの私立中学校の中から、
息子の個性を生かせる、息子自身の性格に合っている
学校を選ぼう!!
そのために、頑張ろう、いや、がんばりたい!
私はその時決心しました。
中学受検を決意した理由のまとめ
ここで、まとめ!
私が中学受験を決意するに至った理由はこちら
①ADHDグレーという特性をもった息子は、
高校受験では、相当不利だと思ったから。
先生の話を聞き逃したりすることが多いから、
効率中学校で内申点をとることはそもそも難しいと思った。
更に、多くの私立中学校は、高校になると、
偏差値が10近く上がる学校も珍しくない!!
少しでもライバルの少ない、
中学受検のタイミングがチャンス!と思った。
②そして、大学受験で、更に不利になると思ったから。
そもそも中学受験に比べれば、ライバルが何倍にも増える。
更に、息子が大学受験する頃には、センター試験も廃止になり、
新しい大学受験制度が始まることになっているから、
あまりにも不透明。
その時に私達親が付きっ切りでフォローすることは、
学習内容的にも、年齢的にも無理だと思ったから。
③中学受験は、あまりにも高いレベルの学校を目指さなければ、
それなりの塾のカリキュラムをこなせば合格できる可能性が高い
と思ったから。
②の理由からも、息子の成長の度合いも不明だったため、
受験校は大学付属校に絞ろうと思いました。
そして、あまりにも上を目指しすぎないことも決めました。
(御三家含め、いわゆる進学校は選択肢に入れませんでした。
我が家としては、MARCHレベルの付属校で十分だと考えました)
④私自身が、小学校から大学までエスカレーター式の
私立に通っていて、大変良い経験をしたから。
その私自身、受験に苦しむことなく、学生生活を思い切り楽しみ、
私立だからこその充実した施設や先生に恵まれ、
生涯大事だと思えるかけがえのない友人に出会えたから。
とにかく、息子に、貴重な青春時代を、
大学受験に縛られず、部活や学校行事などを
思い切り楽しんでほしい、
そして、生涯の友人を見つけてほしいと思ったから。
ちなみに、息子が入学を果たした中学校の
初めての保護者会では、
「大学受験で入学するには、毎日10時間の勉強が必要だと
言われていますね」とのお話がありました。
むむ、それは、みんな、浪人するわけだ。。。
⑤ぶっちゃけ、私自身が、安心したかったから。
これは、恥ずかしげもなく、いろいろな意見があることは承知のうえで、
言いきります!
そう、私達親自身が、
ADHDグレーの息子がこれからどうなるのだろうという
不安な気持ちでい続けたくなかったから!
中学受験がゴールなわけはないことはわかっているが、
それが少しでも、親子の将来の負担を減らしてくれるなら、
やってみよう!と思ったのです。
こうして、私達親子は中学受験に向けて、
徐々にアクセルを踏んでいくこととなるのです🏃!!