ADHDグレーゾーン息子ママの、中学受験全合格体験記!!

ADHDグレーゾーンの息子だけど、なんとしても中学受験を成功させたい!と猛奮闘、2019年度の中学受験で、首都圏の有名中学7校全て(立教新座、明大中野、明大八王子、開智、芝浦工大柏、専修大松戸、獨協埼玉)の合格を果たした成功体験記!わからないことは即調査!為せば成る!思い立ったら即行動!を合言葉に、鼻息荒いママバオー母と心優しい息子の二人三脚の道のり、その秘訣と秘密の全てをお教えします!日能研の役立ち情報も目一杯載せてくよ!

中学受験生のために親のできること ~その3~【子供が勉強する環境を整える】

 

時短&効率的な勉強ができるように!

 

私は、ADHDグレーの息子の中学受験を決めた時から、

できるだけ効率的に、時短を心掛けて

勉強できるように心がけてきました。

それは、どうしても集中力が続きにくい、

視界に惑わされやすい、

精神的に幼くて、先を見通す力が弱い、

という息子の特徴がわかっていたから。

 

 

 

なので、親ができることとして、ここまで

「机の上を子供がすぐ勉強できる状態に整えておく」

⇒コチラ

ということと、

「TO DO メモを渡す」

⇒コチラ

ということも、そこに繋がってきます。

 

 

全ては、限られた効率的に時間を使ってほしかったから。

で、余った時間は、できるだけ休憩時間や自由時間に

あててあげたかったから。

というより、息子には、

休憩時間と自由時間が何より大事で、

それを無理して制限してしまうことで、

逆に効率が悪くなる(=勉強のやる気がなくなる)

という事実があったので、

「効率化」を必要に迫られてやっていたのです。

 

 集中できる配置はどうすればいい??

では、日々子供が勉強する環境は、どれだけ大事か!!!

中学受検ですから、

リビング学習することは当初から決めていたけど、

どうしたらいいかしらと、試行錯誤しました。

 

 

 

当初は、ダイニングテーブルでやらせていたのですが、

これは、食事の時にいちいち勉強道具を片付けるのは面倒だし、

食事の後にまた勉強しようとすると、

また食器を片付けたりしなければならず、

切り替えが難しい。

また、子供が勉強しようという時に、

余計なものが目に入ってしまい、

集中力に欠ける。

 

f:id:adhd-gray-mama:20190621110251j:plain

 

 

そこで試したのは、

ダイニングテーブルから少し離れた場所に、

もう一つの背の低いテーブルを置く&

座椅子(ニトリで購入)で勉強する、

という方法をとりました!!

そして、座椅子の真後ろには本棚を設置し、

振り返ればすぐテキストが取り出せるように。

 

この配置のメリット

この配置の良かった点は以下の通り。

 

 

●テーブルが二つに分かれているので、

 食事、勉強、遊びのメリハリがつきやすい。

 特に、勉強用テーブルには、

 「子供が、すぐに勉強できる」準備を

 常にスタンバイしておいても邪魔にならない。

●親はダイニングテーブルで家事や自分の用事、

 子供は勉強と、同じ部屋で同時進行できる。

●目の前にあるのはテレビだけなので、

 テレビさえついていなければ

 息子の気が散ることもない。

●親と子供の視線が合わないので、お互いストレスにならない

●親がダイニングテーブルに座っている状態だと、

 座椅子に座る子供の様子が良く見えて、

 勉強の進み具合を見守りやすい。

●受験勉強のテキストやプリントは膨大。

 勉強しながら床一杯に参考書や資料を

 広げられるのは便利。

 

 

ご家庭のスペースの問題もあると思いますが、

背の低いテーブルも座椅子もニトリで安く売ってます。

結局この勉強環境は、我が家はかなり満足していました。

 

 

 

机の上も大事です!!

そして、勉強用のテーブルの上には、

常にペン立てとケシゴムは常備。

塾がない日には、

中学受験生のために親のできること ~その2~

でお知らせした、

「TO DO メモ」をテーブルの端に張り付け、

その日にやることを視覚化するようにしました。

⇒コチラ

こうすると、子供自身が

「ここまでやったら休憩しよう」とか、

「ここまで頑張れば終わりだ」と思うことができます。

そう、子供の苦手な「先が見通す」ことができて

いいんです。

しかも、箇条書きの項目を、

終わったらチェックする、という行動が、

「やった」という達成感があって、

先の長い戦いをしている子供のやる気をアップ

させてくれていたと思います。

 

 

 

そして、机の上には、

こちらも

中学受験生のために親のできること ~その1~

でお知らせした、

「子供がすぐに勉強できるように、

テキストやノートを開いて準備を整えておく」

を常に実行しておきました。

⇒コチラ

 

 

 

また、この配置だと、

子供の目の前にあるのはテレビだけなので、

テレビさえついていなければ、

家族の姿がちらついたり、

余計なおもちゃも目に入らないので、

集中できる視界ができていたのは大変良かったと思います。

ADHDグレーの子は、とにかく、

視界による刺激に大変弱いですから。

ちなみに、うちの息子は、どんなに興味のない

テレビでも(たとえ幼児番組でもなんでも)、

テレビがついていると、机に向かっていても

目玉だけ上目遣いでテレビを観ていました。

これについては、本人の意思ではコントロールできない

ことだったようです。

 

 

 

f:id:adhd-gray-mama:20190621110308j:plain

ニトリの座椅子は安くて種類も豊富♪

 

座椅子の真後ろの本棚は、

取り出しやすいように、

あえてオープンシェルフの本棚にしました。

*我が家は無印良品のオープンシェルフを使用しました。

そして、ここにテキストや銀本、過去問などがすぐに

取り出せるように分類しておきました。

もちろん、ここの整理整頓はもちろん私の役目でした。

子供用の座椅子の隣には、

私用の座椅子をもう一つ置いて、

必要に応じて、

一緒に寄り添って勉強しました。

 

 

 

これから何十時間も座ることになる勉強場所、

早めにより良い環境に整えられたらいいですね😊!!!