ADHDグレーゾーン息子ママの、中学受験全合格体験記!!

ADHDグレーゾーンの息子だけど、なんとしても中学受験を成功させたい!と猛奮闘、2019年度の中学受験で、首都圏の有名中学7校全ての合格を果たした成功体験記!わからないことは即調査!為せば成る!思い立ったら即行動!を合言葉に、鼻息荒いママバオー母と心優しい息子の二人三脚の道のり、その秘訣と秘密の全てをお教えします!日能研の役立ち情報も目一杯載せてくよ!

ゴードン・メソッド・トレーニング 【親業一般講座の体験談】 ~その2~

親業の開催場所・時間・日程・料金

 

私が親業に参加したのは、息子が5年生の時。

受講期間は、9月からスタートして、

12月までの4か月間で合計8回。

だいたい、1か月に2回のペースで行われました。

開講場所は、息子が通っている日能研の教室でした。

時間は、平日の10時から13時までなので、

下の娘の幼稚園の送り迎えにもギリギリ間に合う。

開講場所によっては、土曜日の回もありました。

費用は、税込27400円で、

これは日能研教室生保護者の特別受講料とのこと。

一般受講料が32400円とのことなので、

5000円を日能研が負担してくれるとのこと。

あーりーがーたーいーーー!!

 

 

 

ぶっちゃけ、私の最大の願いは、

「私が怒らなくても、息子が受験を自覚して

自分から積極的に勉強するようになってほしい」

という切なる願いでした。

更に、ADHDグレー特有の困った行動、

つまり、先の見通しの立ちにくいところや、

忘れやすい行動が少しでも改善すればとの願いも

込めていました。

 

 

 

参加しているのは、私と同世代のお母さまばかり。

人数は12人程度だったかと思います。

そして、開講した教室に子供を通わせている

保護者はたまたま私だけで、

他は、近くの教室の日能研にお子さんを通わせている

お母さまたちでした。

家庭のプライベートなことも話す機会があるため、

同じ教室の人がいたら、きっとかなり話しにくくなって

しまったと思うので、

そういう意味では大変気が楽でした。

 

 

お子さんの年齢はまちまちで、

一番多かったのは、今5年生ですという

日能研生お母さま方。

あとは、今6年生で受験生真っ只中の方もお一人。

あとは、低学年のお子さんの親御さんも

結構いらっしゃいました。

 

 

 

先生は、ベテラン感漂う女性講師の先生。

穏やかで、でも、大変聡明な印象の先生でした。

 

 

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息子が小5の時にもらった案内

講座の内容

 

そして、親業は、案外システマチック。

「こんなケースにあてはまったら、

こういう言い方をしてください」

「ダメな言い方はこんな言い方」

と、結構わかりやすく教えてくださいます。

 

 

 

実際の講座では、

具体的に子供とのトラブルの場面に当てはめて、

「正しい話し方。正しい話の聞き方」を実践していきます。

親子が対立しがちな具体的な場面の例を出して

説明してくださるから、身に染みてわかりやすい。

そして、シミュレーションをしながら、

その都度、「今の言い方はこうしてみましょう、

今の聞き方は、こういう風に工夫できますね」

とアドバイスしてくださいます。

その後、習ったことをもとにして、

同じ教室のお母さまとペアになったり、

時に3人組になったりしながら

ロールプレイングして実践していきます。

 

 

 

少し慣れないなと思う言い方や表現がありますが、

それに慣れるために、

「次の講座までに、今日習ったことを実践してきてくださいね」

という宿題がでます。

「親業」というゴードン博士の本の、

毎回授業でうけた内容に該当する部分も

読んでくるようにという宿題がでます。

 

 

そして、習った内容を、

ドキドキしながら、息子や娘相手に実践してみます。

うまくいったのかなと疑問に思いながらも、

まずはやってみます。

そして、宿題の成果を、

「こんな場面で、こんな言い方をしてみました。

すると、相手からはこんな反応がかえってきました」

と宿題の紙に書き込みます。

 

 

 

 

次回の講座までの2週間の間に、

こうして宿題内容を実践してみます。

正直、できたり、できなかったりします。

やってみて、初めて、

どういう言い方をすればいいかわからなくなったり、

やろうとしても、できなかったり。

結局やるべきことを忘れて感情的になってしまったり。

はじめは、頭がハテナで一杯でした。

でも、そんな結果を全て書き込みます。

 

 

 

そして、次回の講座で、その実践結果を報告します。

その時疑問に思ったことやうまくいかなかったことを

先生に報告したり相談することができます。

 

 

すると、先生から

「その言い方は良いですね」とか、

「その言い方はこういう風にすればいいですね」

とか、具体的なアドバイスをいただけます。

そして、書き込んだ宿題のプリントにも、

後日先生がコメントを書いてくださいます。

 

 

 

このようなことを繰り返しながら、

講座では、毎回新しい方法を習います。

先生の板書を見ながら、

でも、ほとんどは、先生とのグループワークや

グループ同士と実際の場面をシミュレーションしながら

行われるので、退屈なことは一切なく、

毎回時間はあっという間でした。

 

 

私が試してみたら

私が宿題の課題を通じて、

具体的にうまいくいったと思えた

具体例をいくつかご紹介したいと思います。

 

 

 

宿題を面倒だと愚痴る息子に対しての対応

 

息子「あー、この漢字の宿題帳面倒なんだよな」

私「あら、どうしたの?」

息子「漢字の書き取りだけじゃなくて、書き順まで

書かなきゃいけないんだよ」

私「漢字の書き順まで書かなきゃいけないのが

面倒でイヤなのね」

息子「そうだよ、前の学校ではこんなことさせなかったのに!」

私「前の学校ではやってない宿題をプラスされてイライラしちゃうんだね」

息子「そうだよ!先生は僕たちのこと何も考えてないよ!」

(とブツブツ言いながらも宿題を出す)

私「ただでさえもいろいろ忙しいのに、面倒で意味がないと思う

宿題を出されて疲れてしまうのね」

息子「そうだよ、こんなの意味ないよ!」

(と言いつつも、宿題をやり続ける)

 

 

このケースでは、私はこの対応でいいのかどうか

不安に思いながらやったのですが、

先生からは

「子供の気持ちに寄り添ってあげられていて

とても良いです」と褒めていただきました。

私としては、結局息子は文句を言い続けていたじゃない、

だから上手くいかなかったのでは?

と疑問に思ったのですが、

先生いわく、

「お母さんが息子さんの気持ちに

寄り添ってあげたからこそ、

文句を言いながらも宿題をやり遂げることができた

のだと思いますよ」とのこと。

確かに、「宿題、面倒くさいなー!」

という息子に、

「何文句言ってるの!?

文句言わないでさっさとやりなさい!」

と言ってしまっていたら、息子の気持ちは

どうだったか?

確かに、「この親は自分の辛い気持ちをわかってくれない、

言っても仕方ない」と口を閉ざしてしまいますね。

なるほど、こうしてやるのかと思いました。

 

 

 

子どもが自分にとって嫌だなと思う行動をとった場合

 

 

息子が休日に突然、「今日は友達と約束してるんだ!」

と言い出したことがありました。

ついつい、「なんでもっと早く言わないの!」

と非難してしまったり、

「行っていいわけないでしょ!?勉強しなさい!」

なんて命令してしまったり、

果ては「どうして前もって言わないのイヤな子ね!」なんて

人格を否定してしまったりなんて事態になりかねません。

しかし、そこをグッと堪えて。。。

 

 

そんな時、親業では、

「わたしメッセージ」というものを使います。

具体的なセリフとしては、

「休日の友達との約束をその日に突然言われると、

お母さんはその日の予定を急に変えなきゃいけなくなるし、

勉強の予定も変えなければいけなくなるから困るの」

と、「わたしがこう思う」という伝え方をする、

という方法です。                                                               

息子自身を非難したり責めたりと、

力づくで抑える方法ではないため、

息子の理解を得やすいのです。

この時は、結果、息子からは

「ごめんね、次から気を付けるね」

と言ってもらうことができました。

 

 

 

・・・と、いくつか具体例をご紹介しましたが、

はっきり、親業の講座内容はこれこれです!

とは、この場では敢えて説明しません。

なぜなら、私は講師ではないですし、

みなさんに親業が間違って伝わってしまってはいけないから。

なので、ここでは、

私の個人的な感想が少しでも

参考になればいいと思って、

成功体験をご紹介しましたが。。。

 

 

 

 

結局、子どもは勉強するようになったのか???

 

 

子どもの気持ちを上手に受け止める話し方や、

子ども自身が自分で問題を解決する話し方、

子どもにお願いしたいことをどうやって伝えたら良いか。

沢山の素晴らしい方法を習いましたが、

 

私の最大の目的である、

「私が怒らなくても、息子が受験を自覚して

自分から積極的に勉強するようになってほしい」

という願いをかなえる方法は、

なかなかわかりません。

 

 

先生に尋ねるも、それは最後の方の回で

お話ししますと、すぐには教えてくれません。

正直、少し焦れ焦れしながら

「次回の講座ではきっとわかるはず!」

とワクワクしていました。

 

 

 

そして、たしか、

全8回の講座のうちの、大分終わりかけの講座にて。

「子供を、無理矢理、勉強させることはできない」

ということがわかりました。

なぜなら、それは、子どもと親の価値観の違いだから、

とのこと。

 

 

 

正直、ショックでした。

なんで!?

この講座を受けたら息子は私の思い通りに

勉強してくれると思ってたのに。。。と。

 

 

 

でも、親業は、子供の成長をあきらめているわけでもなく、

子供に親ができることは何もないと言っているのでもなく、

まず、親は親自身の要求や価値観を大事にすること。

そして、自分が自分を大事にするように、

子ども自身の要求や価値観も大事にしてあげること。

そうすることで、親子の信頼関係が育っていく。

そうすると、お互いを一人一人の人格として尊重できるようになる。

子どもは、そんな親の姿をみて、

いろいろな困難を一人で乗り越えていこうという気持ちが

育っていく。

そして、最終的に、子どもが自立した人間に育っていく。

それが、本当の親としてのゴールではないですか?

親業は、そんな大事な大事なことを教えてくれました。

 

 

 

つまり、子どもに怒鳴り散らして、

脅して、首根っこをつかまえて、

大喧嘩しながら勉強をさせても、

それで親子関係はうまくいきますか?

ということ。

受験は人生の一大イベントではあるけど、

親子関係はこれからずっと続くもの。

それを、間違った親の対応で台無しにしてしまっては、

将来子どもにそっぽを向かれてしまいますよ、

いずれ、子どもに仕返しをされることになっていまいますよ。

ということを教えてくれました。

 

 

 親業の効果は、ゆっくり、じっくり

とはいえ、期待が大きすぎたのか、

少しガッカリなんて思ってしまったのも事実。

どうしたらいいのかなと思いながら過ごしていました。

 

 

しかし、この親業の効果は、

じわじわ、ゆっくりと表れていきました。

というのも、今まで10年ちかくも

間違った対応を続けてきてしまったわけだし、

ついついその場の感情に任せてしまって

実践できなかったかったり、

ついつい間違った方法をとってしまったり。

だから、効果は急には表れません。

 

 

 

でも、できるだけやろうと心掛けました。

できるだけ、実践しようとしました。

だって、子どもが大好きだから。

子どもと、愛情あふれる親子関係でいたいから。

 

 

そんな気持ちでいたら、時々、

「あ、今の対応は良かったな」

と思えることが増えていきました。

 

 

例えば、勉強が大変だと愚痴る子供に対して、

まず、辛い気持ちを受け止めてあげると・・・

⇒気持ちをわかってもらったことで、

子供の気持ちが落ち着くのが早くなった。

結果、勉強に意欲的に取り組むようになれていました。

 

 

頭ごなしでなく、無理矢理でなく、

上手に親の要求を伝えられるようになると・・・

⇒頭ごなしに押さえつけていないので、

子供が反抗的にならず、親に対しても思いやりをもって

理解を示してくれるようになったり。

 

 

 

上手に子供の要求とこちらの要求をすり合わせられるようになると・・・

⇒お互いの人格を尊重した親子関係ができていくため、

子どもの意思を尊重した関係が作られていく。

結果、子ども、私の意思を尊重してくれやすくなる。

 

 

そんな経験が、本当に少しずつですが、

増えていきました。

息子との、信頼関係が築けているのを

実感できることが増えました。

 

ある日の、息子の一言

 

そして、息子は、6年生になった頃のある日、

私にこう言いました。

「ママ、いつも、僕のためにありがとね」

 

 

ああ、この子は、私の愛情をわかってくれている。

私の愛情が、きちんと伝わっている。

感情的で、心配性で、本当に未熟な私のことを、

うちの息子はわかってくれていました。

親業に通っていることは簡単には話していました。

「ママがもっとあなたの気持ちがわかることができるように

勉強してくるね」とは話していましたが、

息子は、そんな私の姿を、

見てくれていたのだなと思います。

 

 

 

嬉しくて嬉しくて、息子の存在がありがたくて、

こちらこそ、あなたのおかげで親になれた、

親として成長することができた、

ありがとうの気持ちで一杯になりました。

 

 

 親業を受けて、やってみて、

本当に良かったと思いました。