中学生の息子との親子関係
そして、息子が中学生になった今、
私達親子関係は、どうなのか?
息子はどう変わったのか?
をお伝えしたいと思います。
息子は、学校でのことを、私にとてもよく話してくれます。
思春期真っ只中で、時々イライラしていたり、
八つ当たりされたりすることもありますが、
基本的には、親子のコミュニケーションが
結構とれている方だと思います。
私は、息子の話を聞くのが好きです。
息子も、私を信頼してくれているのが伝わってきます。
そんな関係のおかげでしょうか、
なんと、中一の息子は、自分から勉強します。
学校から疲れて帰ってきても、
宿題は自分でとりかかります。
時に、ブツブツ言いながらも、
〇時まではがんばろう、とか、
〇ページまではやっちゃおう、とか自分で決めながら。
そんな毎日が、身についています。
自分に必要だと思ってやっている様子です。
ちなみに、私は、ほとんど口出しはしていません。
時々、「最近どう?」とは聞きますし、
ゲームに熱中してしまって時間を忘れている時には、
「メリハリつけたら?」くらいは言いますが、
無理矢理なんてやらせていません。
いつの間にか、親業を受講する前
私が最大の目標としていた
「自分から勉強する子になってほしい」
が、自然に叶っていました。
そして、なんと、
先日の定期テストでは、息子はクラスで上位5位以内に
入ることができました。
ビックリしました。
確かに、自分で「今日は〇〇の教科をやろう」とか
確認しながら頑張っているなとは思っていたけど、
その結果が出たのです。
息子は、とても嬉しそうで誇らしそうでした。
私が無理矢理やらせていたら、
こんな達成感は得られなかったのではないかと思います。
そして、今現在も、
次の定期テストに向けて勉強中なのですが、
私がふと「毎日コツコツ頑張ってるから
今度も大丈夫でしょう」なんて言ったら、
息子に「でも、油断は禁物だよ!」
なんて諭されてしまいました(;´Д`)!!
ああ、これが、あの甘えん坊で落ち着きがなくて、
どこまでも幼かった息子のセリフなのかしらと、
もう、ほっぺをつねってしまうくらいの出来事です。
親業は実践あるのみ
親業の具体的な方法や内容については、
こちらのブログでは曖昧な説明しか
できなかったかもしれません。
ですが、これは、実際に講座に参加して、
体感してみる以外に伝えようがない気がします。
「親業」という分厚い本がありまして、
それを読んでくることも宿題のうちの一つなのですが、
本を読んだだけでは、正直なかなかピンときません。
やはり、実践あるのみ。
目の前の子供に対して、まず、やってみる。
そして、実践の中から、疑問に感じたことを、
先生に質問して、修正する。
そして、また実践するを、繰り返す。
つまり、実践しているうちに、
時にうまくいくと達成感があります。
それと同時に、間違った対応をしてしまうこともあります。
そこから、次はこういう風に改善してみようと、
試行錯誤していきます。
大体は、自分の思い込みだと間違っていることも
多いので、先生に、「このやり方で良かったですか?」
と質問したりアドバイスをもらいます。
とはいえ、
正直、今も、親業を上手に生かせる時もあれば、
でも、できない時も一杯あります。
そもそも自分自身に余裕がない時には、
ついついいつも通りワーッと感情的に
怒ってしまったりすることも多々あります。
そして、正しい方法で息子に伝えたとしても、
相手は人間。しかも、子ども。
ぶっちゃけ、一回や二回では変わりません。
子どもも、何度も同じ失敗をする。
子どもだから、何度も忘れてしまう。
子どもだから、こちらが嫌がることも、
一回言ったくらいでは直らないのが普通です。
だから、なかなか変わらないことにイライラすることも
しばしばです。
それは、中学生になった今も、そうです。
それについては、親業の講師の先生も
よくわかっていらっしゃって、
「子育てにおいては、あせらず、
待つことも本当に大事なことです」
「お子さんの成長を、信じて、待つ、です」
とは、何度も言われて、励ましになったセリフです。
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フォローアップ講座で思い出したり反省したり
時間が経つにつれて、ついついやり方を
忘れてしまったりするような状況になることは、
先生もよくよくわかってくださっています。
そこで、
一般講座が終了した後にも、
何度か「フォローアップ講座」
というものにお誘いいただき、参加しました。
なぜなら、どうしても今まで長年間違っていた
やり方がしみついてしまっているため、
親業の正しいやり方を忘れてしまったり、
勘違いして使ってしまっていたりするからです。
それを、数か月毎に、また相談できる。
親業が終了した12月から、約1年半が
経ちますが、5・6回はフォローアップ講座に参加しました。
一回の参加費は1000円です。
そこで、改めて、
自分の行動を振り返り、
親業の大事さを思い出し、
反省することができるのは大変ありがたいことです。
息子が中学生になった今も、
つい先週フォローアップ講座に
参加させていただき、長いお付き合いが続いています。
他の保護者の方達にも感謝
そして、私にとって大変大きかったのは、
同じ講座に参加していた保護者の方達の存在。
先生から、プライバシーを尊重するため、
講座で見聞きした内容は一切口外しないように
言われるため、ここでは具体的な出来事はお話しできません。
が、みなさん、ご自分の辛い体験、
悩み、成功体験、失敗体験、
本当に多くのことを話してくださいました。
それを聞くことで、「私だけではないのだ」
と思えたし、
みなさんの成功を喜べたり、
失敗を一緒に振り返ったり。
まるで、同志のような気持ちでいることができました。
お子さんのために思い切った決断をされた方もいて、
でも、そんな話もみなさんの前でしてくださり、
そんな決断に感心したり、応援したり。
同じ講座に参加された方がいたから、
一緒に頑張ろうと思えたのは事実です。
その点は、本当に、感謝しています。
先生に合格を報告したLINEの内容
受験が終わった後、
講師の先生にも合格を報告しました。
最後に、その時先生お送りしたラインをご紹介します。
ほぼ、修正を加えていない、
そのままの内容です。
「さて、おかげさまで、息子の受験が終わりました。
結果は、受験した7校全てに合格をいただくことが
できるという信じられない結果となりました。
あんなに幼かった息子が、
受験が始まると落ち着きを見せ、
驚くばかりでした。
受験が連日続く日程だったので、
あえて試験結果を見ない方法を勧めたところ、
僕はどんな結果でも受けとめようと思うから、
と言ってみたり。
偏差値の1番高い学校は第一回の試験のみ
不合格だったのですが、
あーあ、いやだなと言いつつも案外冷静に受け止め、
次の試験頑張るよとすぐ寝てしまったり。
ああ、すごく強くたくましくなったんだなと痛感しました。
試験から戻ってきた息子に、
どうだったのと問い詰めたりすることはせず、
息子が〇〇が難しかった、と言えば、
難しくて大変だったのね、と共感し、
疲れたと言えば、朝早くからで疲れたのねと、
共感することができました。
親業が生きてるなと、
思えたシーンが度々ありました。
息子が最終的に選んだ学校も、
偏差値は3番目の学校ですが、
とにかく息子が通うのだから
あなたが行きたい学校にしたらいいよ
と言ってあげることができました。
最後に息子は、
今まで3年間支えてきてくれてありがとう
と言ってくれました。
厳しいことも言ったのに、
1番大事な思いやりの気持ちを忘れないで
いてくれている息子を誇らしく思いました。
中学受験が人生のゴールではありませんが、
この体験が息子にとって大きな自信になって
くれたのではないかと思います。
子育てに悩み、受験に悩み、
わらをもつかむ気持ちで参加させて
いただいた親業ですが、
先生に出会い、素晴らしいお母さま達に出会い、
みなさんの貴重な体験を聞き、
先生の愛情あふれるアドバイスを通して、
心を強くもつことができました。
特に、お子さんの自主性を大事にしようと
された方達の話は、本当に心に響きました。
先生、本当にありがとうございました。
みなさんそれぞれの状況があると思い、
先生だけにはと思ってご報告した次第です。
また落ち着いたら、
上級講座へも参加できたら嬉しく思います。
それでは、
先生のますますのご活躍をお祈りしています。
直接御礼とご報告ができず、
こんな形での報告で大変失礼しました。」
私は、心から、親業との出会いに感謝しています。
このブログを読まれたみなさんが
少しでもお子さんとの関係がより良くなるように、
興味をもっていただけたら嬉しいです😊