焦りがちな時期ですね
夏季講習も終わり、
期待大きく受けたテストの結果を見てガックリ。
過去問を始めて、
その結果にガックリしているご家庭も
多いかと思います(;・∀・)
我が家も、多分に漏れずにそうでした。
夏季講習明けのテストは、
ほぼ、横ばいか、むしろ、算数は大苦戦しました。
正直、ガッカリしました。
正直、焦りました。
が、それは、
周りの子ども達も頑張ったからなのだと
思うようにしました。
成績が下がっていない
ということは、
むしろ、息子自身の実力は確実に
上がっているのだと
信じるようにしました。
うちはうちなのだから、
息子の行きたい学校に行ければいいのだと、
言い聞かせるようにしました。
過去問の結果については、
8月末の保護者会で、
「過去問は始めの頃は、
10点とか20点しかとれないこともままあるから、
落ち込まないように!」
と説明を受けていたとはいえ、
結果を見ると、やはり、ショックでした😨
ショックだったのは、私よりも息子で、
その結果として、
過去問の丸付けをごまかすという愚行に走り、
またバトルを繰り広げることになるのですが。。。
⇓
とまあ、どうしても、
「焦り」を感じやすいのが
ちょうど今の季節だと思います。
私も、息子が小学校に行った後、
過去問をしげしげと眺めたり、
成績表を眺めてどうしたものかと
思いを巡らせていたと記憶しています。
日能研の先生も、テスト明けの月曜日は、
保護者からの問い合わせが多いから、
電話対応が大変だという話を
小耳にはさみました。
プレジデント Familyの記事によると
また、私が愛読していた
「プレジデント Family」2014夏号の
記事の中で、こんな話がありました。
中学受験専門の個別指導塾として
高い実績を誇るSS-1代表の小川大介氏
の話が紹介されていました。⇓
「実は、夏休みに親がかりで
限界まで勉強した子供の
10-15%は秋以降、
成績が下がるんです。
それどころか夏休み中にあれほど猛勉強した
はずの問題を秋にテストしてみると、
『こんな問題、やったことがない』と、
勉強したことすら忘れている。
親は愕然として
『この子は大丈夫なのか』とパニック
に陥るというわけです」
とのこと。
更にこう続きます。⇓
「詰め込んだ知識というのは
大体1週間で消えてしまいます。
それを定着させるには、
きちんと理解しているか、
使える知識として頭に入っているかを
定期的にチェックすることが必要
なんですが、
夏季講習と宿題に追われてしまうと
それができない。
苦行のように勉強しただけで、
何も身についていない、
気の毒な結果になります。
できれば、夏季講習の最後にあるテストの
1週間前には詰め込みは終わらせて、
あとは弱点補強に備えたい。
大事なのは一日の終わらせ方。
就寝ギリギリまで勉強させて詰め込む、
というのは間違いです。
寝る30分前までにはその日やった勉強の
確認テストを終わらせて、
『できた』『わかった』という安心感を
持たせてください。
いい気分で寝ると、記憶も定着します。」
とのことです。
こんな記事を紹介しても、
もう夏休みは終わっているのですから、
反復学習ができなかった方、
夏季講習のカリキュラムと宿題を
終わらせるのに精一杯になってしまった方は
ますます焦りがつのりますね(;´Д`)!!
これから過去問&反復学習をすればいい
でも、大丈夫です!
我が家が、後期に取り組んだ学習方法は、
過去問を中心として、
できなかった問題をひたすら反復学習
することでした。
ADHDグレーのせいか、
とにかく知識が定着しにくかった息子。
全ての教科について、
「どうしてこんなに何度もやっているのに
忘れてしまうんだろう?」
ということが本当に多かった息子。
算数については、夏季講習の共通問題は、
「わかった!」といって解けた問題が、
その5分後には「あれ?」とわからなくなるという
ことはしょっちゅうでした。
そのせいで、どれだけやきもきしたことか。
でも、途中から
「毎日ご飯を食べるように、
ハミガキをするように、
ただただひたすらできなかった問題を
繰り返し説き続けていたら、
どんなに足りない息子でも、
できるようになるはず」
そう信じて、とにかくできなかった問題を、
何度も何度も繰り返しました。
漢字、語句、算数の共通問題、
過去問の直し、社会のメモチ、
理科の栄冠、などなどなど。。。
ひたすらに、繰り返して繰り返して、
テキストがボロボロになるまで繰り返して、
やり続けました。
特に、我が家が苦戦した算数の弱点強化については、
こちらを参考になさってください⇓
焦ったら過去問、困ったら過去問
あとは、過去問を信じて、
大量にやりこなしたこと。
「できなかった問題の反復学習」
と「過去問対策」。
この2本柱が、
我が家の合格の鍵だったと
言っても過言ではありません。
そうでなかったら、日能研偏差値54だった息子が、
偏差値60の学校に合格できるはずもありません。
だって、もともと、天才でもなんでもない、
ADHDグレーなのですから。
夏季講習でインプットされた知識や情報を、
今度は「過去問」という舞台でアウトプット
してみてください。
もちろん、はじめのうち、結果は散々でしょう。
でも、過去問をやっていく中で、
「あ、忘れてる」
「ここが足りていない」
という部分が見つかれば、
そこを強化していく。
そして、過去問でできなかった問題の中で、
できるようにならなければいけない問題も、
また、ひたすらに反復学習。
受験の前日まで、反復学習。
我が家は、これで、受かりました。
息子は、これで、第一志望校の問題が、
一番簡単だったということができました。
焦ったら過去問、困っても過去問、
どうぞ、過去問を頑張ってほしいです。
ただし、やり方やフォローの仕方は、本当に要注意!
その管理は、親御さんがやってあげるしかありません。
それだけ重要な過去問対策ですから、
恐ろしく事細かに注意点とポイントを書いた記事が
ございますので、改めて読んでいただければ幸いです!!!
⇓
さあ、焦っているのはあなたの
ご家庭だけではない!
ということを、
まず心に留めておいていただいて、
本題である続きをお読みください!!
息子にとって息抜きは不可欠でした
焦る時期ですね、と言っておいて、
「息抜き」が話題とはなんてこと!?
と思われた方もいるかと思います。
でも、この「息抜き」や「休憩」が、
我がADHDグレー息子には、
大変重要だったのです。
普通、受験が近づいてきたら、
成績が下がったら、
テレビやゲームの時間を削ってでも
勉強して成績を上げたい!と思うのが親心。
私だって、「もう、ゲームもテレビもやめなよ!」
と言った事が何回かありました。
親の方から、子どもに「休みなよ」
と話して、それでも子どもが「勉強する」
と言うようなご家庭には必要ない話ですが。。。💦
ぶっちゃけ、息子は、
休憩や息抜きがないと
「頑張れない」子どもでした。
まあ、当たり前といえば当たり前ですが、
息子は、「休憩」や「息抜き」を楽しみに
勉強を頑張っていたと思います。
具体的な休憩方法は、3DSやニンテンドースイッチ、
テレビなど、受験の直前(それこそ2・3日前)
まで、やっていました。
(そんなマイペースすぎるというか、
肝の据わったところも、
息子の特徴ではあります)
私も、
「この子は休憩がないと集中できないのだな」
と結構早くから気づいていたので、
それを見越して、
勉強のスケジュールをたてていました。
おおよその目安として、
息子がどういうタイミングで
休んでいたかというと。。。
どれくらい休憩したかというと
平日は
平日であれば、塾から帰ったら、
お風呂に入ったりデザートなどを食べたら、
寝るまでの時間は休憩時間。
塾から帰ってまで、
勉強は一切させませんでした。
だって、朝起きてから、
小学校⇒塾のぶっ通しでしたから。
とはいえ、この休憩時間も就寝時間までの
わずかな時間だったので、
どの程度の休憩になったかは不明ですが、
それでも、息子はその時間を
楽しみにしていたようです。
その間、私はもくもくと息子のカバンを片付け、
翌日の授業の準備、
翌朝の勉強の支度をしていました。
土曜日は
土曜であれば、授業から帰宅してから、
まずは休憩。
20分くらい見守り、「何時から始める?」
と息子に聞くと、だいたい「あと10分したら始める」
と自分で決めてくれたので、
トータル30分くらい休憩したら勉強を始める。
その後、2時間くらいは集中して勉強。
集中力が切れてきたかな、と思ったら、
そのつど、「休憩する?」と息子に尋ねました。
「このままやっちゃって後でゆっくり休む!」
と言う時もあれば、「ちょっと休憩ー!」
と答えることもあり、
その時々で集中力にもムラがありました。
日特を休んで一日フリーの家庭学習日は
日特を休んで、丸一日自宅学習すると
決めた日曜日はどうしていたかというと。
こういう日は、特にしっかり計画をたてて、
集中して勉強することが大切です。
なぜなら、過去問対策をしなければいけないから。
つまり、朝ある程度早い時間
(通常の学校であれば受験本番が始まるで
あろう時間を想定して、
遅くても8時半頃)
から、過去問をスタートしました。
これは、過去問対策の記事でも詳しく書きましたが、
可能な限り、本番に近いように、
4科をまとめてやるようにしました。
そして、それぞれの教科と教科の間
の時間は、
休ませすぎないように気を付けました。
本番と同じように、おおよそ15分から20分
の休憩をはさんで、次の教科にいきました。
その間は、好きなことをしていいよとは言いましたが、
タイマーで計って、
「次は〇〇分後だよ、それまでに席についてね」
と声をかけて休ませるようにしました。
答え合わせは、
4科全ての問題が終わるまで
やらせないようにしました。
そして、全ての教科をやり終わったら、
4科まとめて答え合わせ。
(しつこいですが、親御さんも一緒に
答え合わせすることを強くオススメします!!!)
だいたいこの頃にはお昼時になっているので、
ここで一旦昼食をとり、
その後休憩させました。
トータルでは、昼食を含めて、
1時間半くらい休んでいたと思います。
そして、昼食休憩の後、過去問の振り返り、
弱点強化などの時間にあてました。
これも、また過去問を解く時間と
同じくらいの時間がかかりましたから、
ここであっという間に夕方頃に。
そこでまた、一旦休憩。
子どものやる気と状況に合わせて、
おおよそ30分から、
長くても45分くらいの休憩をはさみました。
(長すぎる休憩はあまりよくないです)
そして、夕飯を早めにすませます。
(大体5時か6時頃)、
昼ごはんと同じように、
休憩含めて1時間半くらいかと。
夕飯後は、勉強。
しかし、そのころには、
子ども自身も少し集中力が切れている
ような気がしたので、
やはり、過去問を解かせるのは午前中が望ましいと思います。
休憩&息抜きするにあたって大事なこと
休憩をするにあたって一番大事なのは、
子ども自身に休憩時間をいつからにするか、
どれくらい休ませるかを決めさせることだと
思います。
なんて言っておいて、
子どもが自分で決めた休憩時間が、
こちらが想像しているよりも結構長い時(;・∀・)
つまり、30分も休憩すればいいよねと
思っていたのに、
「1時間休む」と言われたら、
その時は正直に
「それは(休憩が)長すぎないかな?」
と提案するようにはしました。
すると、子どもも気づいて
「あ、じゃあ、40分にする」と、
お互いに譲歩して調整していました。
つまり、子どもに決めさせるなんていっておいて、
結局はこちらが操作しているわけですが(笑)、
とはいえ、やはり、子ども自身に決めさせる、
つまり、子どもが納得したうえで
休憩しているのだ、休んでいるのだと
自覚してもらうことは、大変重要だったと思います。
つまり、「勉強しなさい」と言われて勉強するのと、
「自分で決めた休憩時間が終わったから
自分から勉強する」のとでは、
子どものモチベーションは全く違っていたと思います。
だから、時々、ゲームに熱中して
休憩時間を過ぎてしまうことはありましたが、
そういう時も「あ、もう時間だね!」
とわざとらしく促すと、
子どもも「あ、そっか、始めよう!」
と言って勉強を始めてくれましたよ。
だって、自分で決めたのだから(笑)
あと、これは息子の好みとして、
できるだけまとめて勉強してから、
できるだけまとめて休みたい、
という好みがあったことです。
休憩の取り方については、
私が読んだ受験本やブログでも諸説ありましたが、
これは、お子さん自身の好みに合わせて
決めるので構わないのでは
ないかと思います。
要は、子ども自身が一番集中して、
効率的に勉強できれば
結果オーライなのですから。
ただ、あまりにもコマ切れに休憩するのは、
やはり、勉強の集中力として
どうかなと思うというのが実感です。
そして、親の意向で、無理矢理にゲームや
テレビを取り上げて禁止しても、
やはり、子どもの脳がオーバーヒートしてしまうと
思うので、「休憩も勉強に必要なこと」
くらいに考えて、
スケジュール管理をしてあげるといいですね。
ちなみに、この休憩時間の管理も、
親御さんがお子さんの側にいてあげて
初めて成り立つことですので、
どうぞ、お子さんが自宅学習するときは、
「親が側にいる」ということが、
子どもの一番の励みになるということを
お忘れなく、
お願いしたいなと思います!!!!
親御さんが側にいなければ、
お子さん自身が決めた休憩時間も、
ほぼほぼ倍の時間休んでいること
間違いなしです!
だって、子どもなのですから!!!
頑張れ、受験生!
頑張れ、親御さん!!!