受験者数が前年比200人増!!
前日2/1に、第4志望の「明大中野八王子」
の合格を いただくことができ、
これで安心して第一志望校に
挑戦できることとなった我が家。
いよいよ、いよいよ、この日が
来ました!
これで、もう、朝早く起きることも、
夢でうなされることもなくなるのかな。
でも、もし今日ダメだったら、
2/4に明大中野の第2回の
試験を受けることになる。
まだ、気を抜いちゃだめなのだわ。
2/2はたまたま土曜日。
休みをとっている主人が送り迎えの
付き添いをしてくれるから、大分
気が楽です。
でも、実は、今年の出願者数が880人と、
昨年に比べて大幅増加していることを
明大中野のHPで調べて知っていました。
「やはり、大学付属校人気、
更に競争率が上がってる。。。」
(*当時のHPでは、前日までの出願者数は、
880人と発表されていたはずですが、
ついさきほど明中のHPを確認すると、
平成30年度の受験者数は778名
平成31年度お受験者数は995名と
発表されていました。
つまり、単純に1年間で200人も
増えたことに!!!)
でも、そんなことを知って、
今更ビビっても仕方なし。
息子にも、あえてそんな情報は伝えず、
淡々と支度をし、息子と主人を
送り出しました。
会場の様子
ここからは、主人の当日の話の
メモをもとに書きます。
学校に到着すると、
親子共、食堂で待機させられました。
そして、8:00には声がかかり、
息子は試験会場へ向かいました。
1000人を超える受験生がいたので、
屋内で待機できる場所があって
大変助かりました。
その後、そのまま食堂を保護者控室として
使用できたそうです。
また、試験後は食堂で食事をすることも
可能だったので、息子と主人は
食事を終えてから帰宅できたので
便利だったと。
食堂にはお茶とお水の給湯機が
ありました。
学校側からの説明はとくになく、
試験問題の発表などもありませんでした。
息子によると、会場の様子はこんな感じ。
会場には時計があり、よく見えたそう。
試験終了予告のアナウンスは5分前にあり、
室内は暖房が効きすぎて暑かったとのこと。
休み時間は飲食可能で、
トイレでの途中退出は可能で、
残り時間で受験できるとの説明が
あったそうです。
試験後の嬉しい出来事&息子の感想
試験を終えた息子と主人は学食で
合流し、そのまま学食のメニューを食べて
帰ってきました。
すると、最寄り駅である「東中野駅」
に向かって2人が歩いていると。。。
駅から、明中の生徒さん達と何人も
すれ違ったそう。
どうも、お手伝いの生徒さんだったらしいのですが、
その生徒さん達が、全員、なんともさわやかに
「おつかれさまでした!!!」
と挨拶してくれたそうなのです。
学校説明会でも、
「生徒への挨拶はかなり厳しく指導しています。
社会人になって挨拶できる人間に
なってほしいので。」
との説明は受けていましたが、
やはり、実際に挨拶されると大変すがすがしく
更に明中への印象が良くなったと
主人が興奮気味に話してくれました。
さあ、長い戦いを終えた息子は、
というと。。。
試験の感想は
「明中の問題が、今までうけた学校の中で、
一番簡単だった」とのこと!!
「えっ!?」
すごくびっくりしました。
でも、以前、日能研の先生が、
保護者会で
「こども自身が語る試験の出来具合は
あてになりませんのでご注意を」
と話されていたのを思い出します。
イヤな予感がしなくもないけど、
一応「なんでそう思ったの??」
と聞くと、
「あれだけ何回も何回も過去問を
解いてきたたから、
あ、このパターンだね!と思って
スラスラ解けたよ!」
とのこと。
まあ、どの問題も難しすぎて
太刀打ちできなかったというので
なければいいのかな。
ただ、「わかるわかる!」
と、いつものように調子にのって、
計算ミスや写し間違いを
していなければいいのだけど。。。。
終わったことを言っても仕方ないので、
「そう、良かったね」
とだけ答えました。
運命の、合格発表!!!
そして、運命の合格発表は、
WEBで20:00からの予定。
ソワソワしてしまって、1時間前くらいから
スタンバイ。
どの学校も、試験発表予定時間よりも、
多少早めに発表される学校が多かったので、
「F5」ボタンを連打。
だめだ、心臓が、口から飛び出しそう。。。
時間よ、早く過ぎろ!!
予定の20:00よりも10分も早く、
画面が切り替わりました。
息子が、確認します。
あっ、合格だ!!!
「ぐぅえ!」
ヒキガエルが踏まれたような声が出てしまった私。
人って、あまりにも感動して驚くと、
ありえない声を発することを知りました。
その後は、歓喜の渦!!
家族全員で、抱き合って喜びました。
私は、涙でグチャグチャに。
何度も、息子を抱きしめ、
「やったね、本当にやったね!」
と叫びました。
当の息子はニコニコするばかりで、
「もう、ママったら、
泣いてばっかり」
とはにかみ笑い。
最後の最後でオタオタし、
感動して泣いてばかりの母を
優しく見つめている息子は、
完全に、私を超えたなと思った瞬間でした。
だって、彼は、彼自身の力で、
「不安」や「自信のなさ」といった
殻を破ったのですから。
息子の底力をみせつけられたと思いました。
嬉しくて嬉しくて、
飛び上がるほど嬉しくて、
ひょっとしたら、今までの人生で
一番嬉しかった瞬間かもしれません。
息子、日能研に電話。
教室長の先生、本当に喜んでくださいました。
息子のADHDグレーが故に、
教室え騒いでしまったり、
時にお友達にいじめられたり、
解答を散々うつしまくって怒られたり。
息子とも個人的に
何度も話合ってくださった先生方。
問題が起こる度に、医師の指導を受けながら
塾に迷惑をかけまいと、でも、
息子を見捨ててほしくなくて、
私達も必死になって対応してきました。
そして、受験も間際の6年生の10月頃、
やっとこそ息子のADHDグレーを塾に
告白し、それでも私達親子を見捨てずに
寄り添ってきてくださった先生方。。。
感謝の気持ちがあふれてとまりません。
・・・でも、先生方はまだまだお忙しい。
あえて息子の電話はかわりませんでした。
私は、自分の親や主人の実家に報告。
当然、大変喜んでくれました。
思えば、たまに実家に寄った時も、
朝晩は息子の勉強に寄り添い、
ついつい口調がきつくなる場面を
目撃されたりして、
お舅さんに「〇〇君も(息子の名前)、
お母さん厳しくて大変だねえ」
なんて言われて少しイヤな思いをしたり。
でも、志望校などについては一切口出しせず
見守ってくれた親達には、
やはり感謝しかありません。
合格者平均点は7割超え
ちなみに、これは後程わかったことなのですが。。。
この年の合格者平均点は、
なんと7割超という高得点だったのです。
それだけ、人気があったことがうかがえます。
ちなみに、息子の得点は、
後程採点してみたところ、
8割超え。
なるほど、「過去問をやってきたから
スラスラ解けた」
というのは
間違いない実感だったようです。
つまり、私が言いたいのは、
息子の偏差値は53~54。
明大中野の偏差値と同等です。
とはいえ、うっかりもので
ケアレスミス大連発の息子が、
これだけしっかり得点できたのは、
私は、なにをおいても、
●過去問を徹底的に数多くやったこと
(7・8年分、第一回・第二回含めてやりました)
&直しを最後までやったこと
●特に算数に関していえば、
夏季講習の共通問題をできるまで
あきらめずにやり続けたこと
(問題によっては10回は
直しを繰り返した問題もありました)
が勝因だと信じています。
つまり、みんなができるはずの問題を、
絶対に落とさないこと。
そんな問題で、当たり前に失点しないこと。
失点しなくなるくらいに、
繰り返し反復練習したこと。
新しい問題に挑戦するより、
基本問題を重視して、
最後まであきらめずに直しを続けたこと。
計算と漢字の中の漢字も、
メモリーチェックも、
擦り切れるまで繰り返しやったこと。
そうすれば、ADHDグレーでも、
遊び好きでも、
こうして余裕をもって受かることができると、
息子が証明してくれたのです。
単純な言葉ですが、
「やれば、できる!」
ということを息子が証明してくれたのです!!
翌日は、立教新座に再チャレンジ決定!
そして、これは第一志望である
明大中野を受験する前から決めていたこと
なのですが。。。
やはり、最後、腕試しで、
翌日2月3日に、
立教新座の第2回目試験を
再チャレンジしてみようと
いうことになりました。
息子にとっては、全ての受験校の中で
最も偏差値が高く、
チャレンジ校であった立教新座。
明大中野を1位、立教新座を二位と
していたのは、息子が、
とにかく明大中野をすこぶる
気に入っていたから。
当然、立教新座は、
大学付属校としても、
校風も設備も本当に素晴らしい学校です。
親の本心としては、
実質一位の学校でした。
とても、良い学校だということは
わかっていたから。
ただ、息子の意思を尊重したいという
気持ちと、少々葛藤していたのが
正直なところ。
でも、1月25日の立教新座の
第1回試験は不合格だった。
その後、2/1は、安全をとって、
明大中野八王子を受けた。
そして今回、
第一志望の明大中野に受かったのだから、
立教新座は、
いさぎよくあきらめてもいい。
でも、2月3日は、
もともと、第四志望の明大中野八王子の、
第2回目を受験するかもしれない日
として予定を空けていました。
それじゃあ、
最後の最後にやりきっておこう!
ということで、立教新座を受験することに。
それには、息子も賛成。
そう、この勢いにのって、
思い切り実力を発揮してこよう!
と最後の戦いに行くことに決めたのです。
第一志望校の合格をひっさげ、
さらに余裕の感じられる息子。
まあ、結果は関係ないもんね、
と、思っていました。
この時までは。。。。
この後訪れる大騒ぎのことは
想像していませんでした。
立教新座の合格リアルレポートに
続く。。。