ADHDグレーゾーン息子ママの、中学受験全合格体験記!!

ADHDグレーゾーンの息子だけど、なんとしても中学受験を成功させたい!と猛奮闘、2019年度の中学受験で、首都圏の有名中学7校全て(立教新座、明大中野、明大八王子、開智、芝浦工大柏、専修大松戸、獨協埼玉)の合格を果たした成功体験記!わからないことは即調査!為せば成る!思い立ったら即行動!を合言葉に、鼻息荒いママバオー母と心優しい息子の二人三脚の道のり、その秘訣と秘密の全てをお教えします!日能研の役立ち情報も目一杯載せてくよ!

受験当日リアルレポート⑧ 2019年2月3日 立教新座中学校 第2回目

2/3、立教新座第二回をリベンジ!

 

 

めでたく第一志望校である

明大中野中学校の合格を

いただいた我が家ですが。。。

 

 

せっかくここまで頑張ってきたのだから、

1/25に唯一不合格であった

「立教新座」に、

腕試しの意味で、

再チャレンジしようという

運びになりました!

 

 

 

ちなみに、

前回の記事でも書きましたが、

明大中野と立教新座をどちらを

優先するかについては、

親としては多少揺れ動いていたのが

正直なところ。

 

 

中学受験だけでいうと、

立教新座の偏差値は「59」

明大中野の偏差値は「54」

と、立教新座が上。

また、立教新座の設備や校風も素晴らしいのは

わかっていたので、

 

 

 

つい、

「息子が立教新座を気に入ってくれたらいいな」

なんて、親の見栄やプライドが

チラチラと見え隠れしていたのも

正直なところ。

 

 

 

でも、明大中野が息子の性格にぴったりな

学校であることは、息子含め、

家族全員の意見が一致しているところ

でもありました。

 

 

明大中野が良いと思う主な理由は、

 

①「先生方の面倒見の良さと熱心さが

 伝わってくること」

 

②「子供達がとにかく楽しそうであったこと」

 

③「生徒さん達と触れ合う中で、

 私達親も、息子自身も、

 この生徒さん達の仲間になりたいと

 心から思えたこと」

 

 

など、理由は尽きず。

 

 

だから、受験前までの、家族全員の

第一志望校は、なんといっても

「明大中野」だったのです。

 

 

 

ちなみに、日能研の教室長の先生は、

我が家の考え方を理解してくださって

いました。

 

 

「偏差値にとらわれない、

本当に息子さんが気に入った学校に

行くことが、後悔のない選択だと

思います」

 

 

と、言ってくださっていました。

 

 

 

でも、教科担当の先生の中には、

あからさまに

「えっ?立教よりも明大中野を

優先するの?なんで?」

と、なぜかバカにしたように笑う先生もいて、

なんだかモヤモヤしたこともありました。

 

 

2/3受験当日の様子

 

付き添いの主人の話によると、

控え室のチャペルは、

第一回目試験のあった1月25日の様子とは

うってかわって、かなり空いていたとのこと。

 

 

2月3日にもなって、立教新座のような

偏差値の高い学校に

再チャレンジしようという人も

少ないのかもしれませんね。

 

 

が、数か月前、埼玉にある日能研の先生に、

埼玉の受験校について相談した時に

いただいたアドバイスを思い出します。

 

 

「立教新座は、ものすごい人数の学生が

受験します。

問題の難易度はもちろん高いのですが、

問題の印象として、第1回目よりも、

第2回目の試験の方が

少し解きやすい印象がありますね。

 

 

もし、立教新座を第一志望にしているなら、

2/3の第二回を、最後まで諦めずに

受けることをおすすめします」

 

 

とのこと。

 

 

 

当の息子本人に、

帰宅後、試験の感想を聞くと、

「もーー、めちゃくちゃ難しかった、

今まででダントツ!」

とのこと。

 

 

そっか、そりゃそうだよね、

立教新座だもんね、仕方ないよ。

でも、最後までよくやりきったね

偉かったねと労い、

明日からは久しぶりの小学校だね、

なんて話をしていました。

 

 

息子は、これで受験の全日程をやりきったわけで、

もうスッキリとした晴れ晴れしい顔

をしています。

 

 

運命の、合格発表

 

 

合格発表は、2月3日受験当日の夜22時。

 

 

すると、息子は、

「どうせ落ちてるから、もう寝る。

明日の朝、一応結果をみて小学校行くわ」

と言って、

早々に寝てしまうではありませんか!!!

 

 

 

まあ、余裕があるというか、

それだけやりきったということなのね、

と思いつつ。。。

 

 

 

やはり。。。結果は気になる。

 

 

 

単純に結果が気になるのはもちろんのこと、

最大の理由は、

立教新座第二回試験の入学手続きは、

ななんと試験発表翌日の、

2月4日の朝9時から11時

限定なのです!!!

 

 

つまり、万が一合格していて、

手続きを取らなければいけないとしたら、

明日の朝9時までには

決断しなければ、手続きに間に合わないのです。

 

 

 

ので、息子が寝る前にも、念のため、

「万が一、立教新座受かってたらどうする?」

と尋ねると、

「明大中野でしょ!

どうせ、立教は受かってないし」

との回答。

 

 

 

そして、当然、22時、

合否を確認しましたよ、主人と2人で。

「さすがに、見ないわけいかないよね」と。 

 

 

 

すると。。。

ま、まさかの。。。

 

 

 

ご、合格!!!

 

 

 

正直、昨日の明大中野よりもびっくりして、

主人と目を見合わせます。

「うそ、どうしよう。。。」

喜びよりも、さあ、どうしよう、

そんな思いで、頭が混乱します。

 

 

 

さあ、ここからが大騒ぎ。

 

 

 

結局、親の意向としては、

偏差値の高い立教新座を、

捨てきれない思いがあったわけだから、

ここにきて、迷ってしまった。

主人と話していても堂々巡り。

 

 

日能研の先生のアドバイス

 

まずは、たまらず、

日能研の先生に電話しました。

 

 

 

ちなみに、日能研の先生は、

生徒の受験発表の日は、

受験校の合格発表の時間後30分は、

必ず教室にいらっしゃるのです。

 

 

 

とはいえ、ほかのお子さんの対応も

あると思うので、手短に説明。

 

 

親としては、この段階にきて、

立教新座を蹴るということに迷いがあること。

息子は、明大中野を気に入ってはいるが、

立教新座は第2志望だった。

今は、どうせ不合格だからと、

寝てしまい結果をしらないことなど。

 

 

日能研の先生のアドバイスはこんなものでした

 

「息子さんは、明大中野を志望していた。

とはいえ、立教が受かっても明中に行く、

と言っていたのは、あくまで『たられば』で、

実際に立教新座の合格を知ったら、

息子さんはどんな決断をするかは

わからないですよね。

 

 

明日の朝、ご自身でしっかり結果を受け止め、

今一度、いろいろな角度から、

本当にどちらの学校が良いのか、

どちらの学校に行きたいと思うのか、

親子でしっかり話し合うのが良いですよ。

 

 

迷ったり悩んだりしないで

決断してしまうと、

後々後悔が残ることに

なりますよ。

しっかり、悩んでください。

 

 

 

そもそも、選べること自体贅沢なことですけどね笑」

 

 

 

とのこと。

 

 

さすが先生、アドバイスも的確です。

 

 

 

そうだ、しっかり迷って、悩んで、

それで決めればいい。

 

 

 

とはいえ、私たち親の方針が決まらずして、

息子を混乱させてはいけないなと、

息子は朝まで起こさないことに決めて、

再度夫婦での話し合い。

 

 

 

立教新座の良いところが数々浮かぶものの、

息子があれだけ気に入っている

明中の素晴らしさ、魅力は十分わかっている。

 

 

 

それでも立教に惹かれているのは、

単なる親のエゴ。

だとしたら、それは間違っている。

でも、それを捨てきれないのも正直なところ。

 

 

 

そして、最大の問題は、息子が、

「どうせ落ちてるから寝るよ」と、

立教新座が受かった時のことをリアルに

想像できていないこと。

息子自身が、合格を知ったら、

どう思うか。。。??

 

 

友人のアドバイス

 

結論の出ぬまま、

立教新座に息子さんを通わせている

友人に連絡することに。

 

 

この友人は、40年来の親しい友人で、

私が息子の受験で必死なことも、

明中を第一志望にしていることも

知っていた数少ない友人でした。

 

 

 

会えなくてもいつも応援してくれて

いた友人に甘えるのは大変申し訳

なかったのだけど。。。

 

 

 

夜分遅くに本当に申し訳ないと伝え、

迷いまくっている事情を伝えると。。。

 

 

第一声、

「なんで立教新座も受けたのよ!?」

 

 

確かに。

明中が合格した時点で、

受験しないという選択肢もあったのに。。。

でも、後悔したくなかったんだよ~!

と、泣き言。

 

 

「で!?息子さんは、どう言ってるの?」

 

 

「息子は合格を知らずに寝ちゃった。

でも、もともとは明中が第一志望なんだよ」

 

 

「そっか、正直、入学してから、

周りの子の話を聞くと、

明中は立教新座の滑り止めとして

受けると言ってた子はいたよ。

 

 

スポーツ施設は素晴らしいし、

うちの子は楽しく通ってる…

 

 

でも、先生は案外放任だよね、

いい意味で生徒を放っておいてる感じ。」

 

 

との、貴重な意見をくれました。

 

 

「まあ、どちらの学校も良い学校なだけに、

もう、占いにでも頼りたい気分だね!

迷うのはわかるわ。」

 

とも言ってくれました。 

 

 

「わかった、アドバイス本当にありがとう。

しっかり家族で話し合うわ」

 

 

そう言って電話を切りました。

 

 

ひっかかったのは、

確かに、立教新座と明中では、

偏差値は結構違うから、

普通は、立教新座を優先するものなのだな、

ということ。

 

 

 

つい、親のエゴと見栄が見え隠れしてしまいます。

 

 

でも、次にひっかかったのは、

面倒見の良さについて。

息子が最終的に自立してくれることが、

私達親の最終的な願い。

 

 

とはいえ、現状はまだまだ幼く、

フォローの必要な息子。

 

 

 

であれば、立教のいい意味での放任が、

息子にとってプラスに働くのだろうか。。。?

 

 

そして、一番のポイントは、

立教新座の合格を知って、

息子はなんて言うのだろうか?

その時、息子が入りたいと思うのは

どちらなのだろうか。。。?

 

 

 

頭は堂々巡り。困った、どうしよう。

ますます、悩みは深くなるばかり。

決めるのは、私たち親じゃないけど、

私達親がこれだけ悩んでしまっていたら、

当の本人の決断に、

気持ちよくオッケーが出せない。。。

 

 

 

そこで、私は、

自分の信頼する

スピリチュアルの先生に相談することに。

 

 

 

 

実は、私は、昔から、江原さんとか、

美輪さんのような精神の世界に大変興味があり、

そんな縁で知り合った

スピリチュアルの先生がいるのです。

なんというか、人生の指南役的な存在として、

時にお世話になる方です。

 

 

とはいえ、友人の

「こうなったら占いにでも頼りたいわね」

の意見をそのまま生かそうだなんて、

まあ、愚かな親もいいとこです。

この時の私が、

いかに、冷静になれていなかったか、

ということですね。

 

 

開き直っちゃいけないけど、

そう、ママバオーは、愚かな母なのです!

 ごめんなさい、読者の方々!

 

 

その先生に、以下のようなLINEを送りました。↓

 

 

「こんな深夜に本当に恐れ入ります。

実は、以前から相談に乗っていただいて

いる長男が、第1志望の明治大学中野中学校に

合格しまして、

やれやれ本当に本当に良かったと喜んでいました。

 

 

 

ただ、第二志望の立教新座については、

明大中野を受ける前に

一次試験に落ちていたのですが、

本日、記念受験にと、

立教新座の二次試験を受けたら、

まさかの合格💦

 

 

息子も私達夫婦も、

立教に受かっても明大中野を第1志望で、

と決めていたのに、

いざ立教から合格をいただいたら

とにかく私が動揺してしまっています。

 

 

ちなみに、当の息子は、

きっと受かってないよと既に

寝てしまっており、

明日朝結果を確認しようと決めていました。

 

 

ただ、立教に入学を希望するのであれば、

なんと明日の9時から11時までの間に

来校のうえ手続きするしかなく、

明日朝の家族会議で間に合うのか?

一抹の不安があるのです。

 

 

贅沢な悩み以外の何物でもないのですし、

そもそも第1希望が受かっているのに、

どうして立教を受けさせて

悩みを増やしてしまったのか。。。

と反省していますが、

◯◯さんに背中を押していただきたく、

失礼を承知でラインした次第です。

 

 

とはいえ、夜分遅くに突然の依頼、

明日朝も7時半までには決断しないと

間に合わない状況ですので、

もし◯◯さんのご都合つかない

のであれば、このまま

読み飛ばしていただいて結構です。

 

 

ここまで書いておいて何ですが、

校風、生徒、先生、全てにおいて、

明大中野が息子に合ってると思います。

欠点の見つからない、とてもとても、

良い学校です。

 

 

息子も、明大中野を、選ぶと思います。

でも、つい、偏差値とか、

良い大学だからとか、

そんなエゴで、

一抹の迷いがあるだけなのです。

 

 

ごめんなさい、

明日朝7時半には息子は登校するの予定ですので、

本当に、それに間に合えばの、

あまりにもワガママな相談です。

 

 

ラインで簡単にお返事いただけるものなのか、

そんなワガママが叶うのかわからず

失礼をお許しください(ごめんなさい)!

 

 

大変申し訳ありませんが、

何年も二人三脚で本当に本当に

頑張ってきただけに、

最後どうしても後悔したくなくて。

 

 

明日朝、◯◯さんとお電話できる

時間もあるかどうかわかりませんが、

まずは、お願いのラインでした。

 

 

本当に本当に、こんな遅くに、

失礼をお許しください(ごめんなさい)!」

 

 

と、ホント人騒がせでバカな親丸出しですが、

誰かの助言がほしくて、

こんなLINEをしました。

 

 

すると、翌朝早くに、 

 

その方からこんな返事をいただきました。

 

 

「おめでとうございます。

全ての学校から合格を

いただけるなんてすばらしいことですね。

 

 

息子さんの通う学校ですから、

息子さんが行きたい学校が

一番ですね」

 

 

もう、その瞬間、頭パッカーン!!

 

 

 

完全に、憑き物が落ちました。

 

 

 

そうだ、通うのは、私じゃない。。。

そもそも、私の通う、学校じゃない。。。

 

 

その瞬間、心は決まりました。

息子に、決めてもらえばいい。

私達は、ただただそれを応援しよう、と。

 

 

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最後の最後で、アホバカ丸出しな私

息子の出した結論は

 

そのまま、朝を迎え、話し合いのため、

朝6時前には息子を起こすことに。

 

 

息子、寝ぼけつつ、

「どうせ、落ちてるから。。。」

と、パソコンの前へ。

 

 

結果を、確認。

 

 

「うっそ、受かってるじゃん!!」

 

 

息子急に目が見開いて、のけぞります。

 

 

私、必死で知らなかったフリ。

「すごいね、本当におめでとう!!!」

 

 

そして、しばし感動の後。。。

 

 

「で、どうする?」

私は、息子が、「やっぱり明大中野でしょ」

と答えると想像していました。

が、まさかの。。。

 

 

「えっ、どうしよう!?」と、

息子まで、まさかの混乱状態に。

これには、意外でした。

 

 

でも、そうか、息子だって、

迷うよね。

だって、こんなに高い偏差値の、

素晴らしい学校に受かるなんて、

思ってもみなかったわけだし、

だからこそ先に寝ちゃったわけで。

 

 

 

私は「でもね、あなたが決めていいのよ。」

と言うも、息子、

「うーーーーーん」とうなって、

言葉が出ません。

 

 

「っか、迷うのは無理ないよね」

と言って、

私達は冷静に、

一つ一つのことについて検証すべく、

表を作りました。

 

 

まずは、通学。

立教は今度の家からは近くなる。

明大中野は少し遠い。

 

 

駅からの距離は、明大中野は徒歩5分。

立教新座は、スクールバスを使うか、

志木駅からは徒歩15分。

 

 

体育設備は、立教新座がダントツ。

でも、明大中野も校舎は新しく

立て替えたばかり。

スポーツを徹底的にやりたいなら立教か。

でも、息子がやりたがっている

バトミントン部は、立教新座にはない。

 

 

生徒さんの雰囲気。

立教は少しオシャレな感じで、

生徒さんも案外冷静な雰囲気がする。

明大中野は、とにかく元気なイメージ。

 

 

先生の面倒見の良さ。

立教は、生徒の自主性に任せている。

明大中野は、とことん先生の

面倒見がよく、生徒との距離が近いように

感じる。

 

 

偏差値は、中学校でいうと、

立教新座が59。

明大中野は54。

だが、大学のレベルでいうと、

立教大学も明治大学も遜色なく、

どちらも大変良い大学。

 

 

 

立教大学は少し女子が多い印象だが、

明治大学は、バンカラといわれるだけあり、

男子が多い印象。

ただし、近年は女子にも人気がある。

 

 

内部進学率は、立教新座は85%程度。

明大中野も同じくらい。

ただし、立教新座の方が、外部受験を

するクラスも存在するので、

将来別の大学への進学を希望する

可能性があるなら、立教新座の方が

サポート体制が整っている。

 

 

制服は、立教新座は高校からは

私服もOK。

ブレザーで案外オシャレ。

髪型も比較的自由。

明大中野は、髪型はかなり

厳しく決められている。

高校までずっと詰襟の制服。

 

 

・・・と、

思いつく限りの選択肢を列挙し、

簡単に箇条書きにしていきます。

 

 

 

その度に、息子は、

「そっか、立教もいいな」

「でも、明中もいいな」

なんてブツブツコメント。

 

 

そうこうして、

「いろいろこちらの方が良いとか

悪いとかはあると思うけど、

結論、どちらも素晴らしい学校だよね。

あなたが行きたいのはどっちの学校?」

と聞いてみます。

 

 

 

「うーーーーん」

 

 

結論の出ぬ息子。

想像以上に悩むのだなと、

これまた意外でした。

 

 

「ママは、どっちがいいと思う?」

 

 

そうきたか!

 

 

「うーん、

ママはね、あなたが頑張ってきて、

あなたがこれから通う学校なんだから、

あなた自身が心から行きたい、

この学校の仲間になりたい!

そう思う学校が一番いいと思うよ」

 

 

と、答えました。

 

 

すると。。。

息子、満面の笑みで、

 

 

「じゃあ、明大中野!!!」

 

 

「じゃあ、そうしよっか!」

 

 

「うん、だって、

ずっと行きたかった学校だもん!」

 

 

「そうだね!」

 

 

 

こうして、すったもんだありつつも、

息子の進学する学校は、

明大中野に決定しました。

 

 

 

前の晩のすったもんだは

息子に内緒でしたが、

私は、「自分が本当に行きたい学校」

を選んでくれた息子がなんだか

誇らしく思えました。

 

 

昨晩はあんなに迷ったくせに、

「そうだ、もともと、

あんなに息子に合う学校は他にないと、

息子含めて家族全員が

思っていたじゃないか。

 

 

息子が行きたい学校に息子が通う、

これでいいんだ。」

 

 

 

 私にも、

もう、迷いはありませんでした。

 

 

そして、息子は、その後、

久しぶりに大好きな小学校に

元気に登校していきました。

 

 

今、思うこと

 

第一志望校に合格しているのに、

偏差値の高い第二志望を

再受験するという行為自体が

アホだったのかもしれません。

 

 

 

でも、今の息子を見ると、

「偏差値の高い学校にも合格したけど、

あえてそこを選ばすに、

自分の行きたい学校を選んだ」

というプライドを感じます。

 

 

 

そう、

「僕の選んだ学校だから、

頑張ろう」

 

 

そんな心意気を感じるのです。

 

 

そして、私達親も、

息子が入学してから、

息子の選択を、

一度も後悔したことはありません。

 

 

単純に、入学してから、

息子はとても楽しそうに学校生活を

送ってくれているし、

良い面ばかりを見れているので、

親子で、何度も何度も、

「良い学校だね!!」

と言っています。

 

 

 

むしろ、これで、偏差値が高いから

なんて理由で、

立教新座をすすめてしまっていたら。

きっと、後悔することもあったような

気がするのです。

 

 

ただし、

立教新座を選んでいたとしても、

息子は楽しく通っていたかもしれない。

それは、「たられば」であって、

誰にもわかりません。

 

 

ただ、最も重要なことは、

「息子の学校を、

息子自身に決めさせたこと」

だと思っています。

 

 

なーんて、

あんなに大騒ぎしておいて、

今更かっこつけて申し訳ないですが(^-^;、

ホントに、これが、大事だと思うのです。

 

 

なぜなら、

私は、息子が産まれてから今まで、

ずっと不安を感じ続けてきました。

 

 

3歳児検診で声をかけられたこと。

小学校受験の一次試験で失敗したこと。

周りの空気が読めないこと。

1人で勝手な行動をしてしまうこと。

じっと座ることが難しいこと。

勘違いや見間違いが恐ろしく多いこと。

悪気のないトラブルが多いこと。

何度も何度も丸付けやをごまかすほど、

先を見通せない子だったこと。

 

 

だからこそ、私は息子に

あまりにもべったりで、

この子には私が必要だ、

私がいないとこの子は生きていけないのだと

思い込んでいたのです。

 

 

 

でも、そうではなかった。

 

 

中学受験という、大きな大きな挑戦を、

息子自身が乗り越えていく姿を見て、

私は、この子は、将来自立できる力を

持っていると確信できたのです。

 

 

それは、突き放すという意味ではなく、

「あなたの人生は、

あなたが決めて、

あなたの力で将来生きていってほしい」

そういうエールを送りたくなったのです。

 

 

 

 それには、

息子が通う学校は、

息子が決める。

 

 

それが、必須だと思えたのです。

いや、思えて良かったです。

 

 

 

子どもの人生は子どものもの。

私の人生は私のもの。

私の人生を、息子に押し付けない。

息子の人生に、私の欲望を押し付けない。

 

 

とても、難しいことだと思いますが、

これができると、

お子さんの人生も、

親御さんの人生も、

大変楽になると思います。

 

 

でないと、後々

「ママがこう言ったから!」

とか

「僕はこうしたかったのに!」

なんて恨み節を言われかねません。

 

 

 

とはいえ、私がここで延々語っているのは、

立教新座よりも明大中野が

良い学校なのだとか、

偏差値なんて関係ないとか、

そういう価値基準のことを

言っているのではないってこと、

それだけはご理解くださいね。

 

 

私は、どちらの価値基準も、

否定しませんし、

正解もないと思います。

 

 

全ては、それぞれのご家庭、お子さん次第。

どうぞ、迷ったり悩んだりすることがあれば、

後悔のないように、

とことん悩んでみてください!

 

 

 

あらためて、

私の迷いや悩みに付き合ってくれた

日能研の先生、親業の先生、

スピの先生、友人、他、

数多くの方々に感謝です。

 

 

 

その晩は、数年ぶりに、

枕を高くして熟睡できました(´;ω;`)