ADHDグレーゾーン息子ママの、中学受験全合格体験記!!

ADHDグレーゾーンの息子だけど、なんとしても中学受験を成功させたい!と猛奮闘、2019年度の中学受験で、首都圏の有名中学7校全て(立教新座、明大中野、明大八王子、開智、芝浦工大柏、専修大松戸、獨協埼玉)の合格を果たした成功体験記!わからないことは即調査!為せば成る!思い立ったら即行動!を合言葉に、鼻息荒いママバオー母と心優しい息子の二人三脚の道のり、その秘訣と秘密の全てをお教えします!日能研の役立ち情報も目一杯載せてくよ!

中3の息子と私の関係

前回の記事では、自慢げに息子の成績が良いことを

書きましたが、、、、

 

 

自慢させてちょ~だい♪

みんなまーるく、タケモトピアノ~♪

ですわよ!!!

 

 

 

だって、私が、「できる」ように

「やらせた」んですもの。

「やりかた知らない」のが当然だと割り切って

「やらせた」結果なだけです。

 

 

 

子供のことを、牛か馬じゃないんだから、

子供の人権を無視して「やらせた」なんて偉そうな!

というご意見もございましょう。

 

 

でも、いいんです。

子供は、やらせないと、できるようになんてなりません。

それは、かつての記事にも書きましたが、

ある塾のベテラン講師も

「真面目に自分から取り組む子なんて300人に一人くらい」

と言ってましたから、本当のこと。

 

 

 

そして、お子さん3人を東大合格させた、

あの有名なママさんである佐藤亮子さんも、

テレビで「子供は怠けるものだとおもってください」

と言ってました。

東大に入る子でも!?怠けるのね!?

と、当時の私はなんだかうれしくなりました。

 

 

そして、私ママバオーも、

ホントーーーーーーーーーーに、その通りだと思います。

子供、さぼる、当たり前。

子供、ごまかす、当たり前。

集中しない。当たり前。

 

 

 

やる気スイッチなんてのは、

そこそこ勉強ができてこそ入るものだと思ってます。

ずっと「できない」人がある日「スイッチ」が入る話って、

あれ、奇跡だから話題になるんですよ。

ドラゴン桜とか、嘘ばっか、と思ってます。

 

 

 

だから、小さい時は、親主導で、やらせていいんです。

しつこいですけど、私はそう思います。

 

 

もちろん、「やらせていた」期間は、

「こんな方法でいいのだろうか」

「子供がかわいそうなのではないか」

「親がレールをしくことはおかしいのではないか」

「子供のやる気スイッチが入るまで待ってあげたらいいのでは」

とさんざん悩み、苦しみ、いろいろな方に相談し、

本を読み漁りました。

どれだけ途中で投げ出そうと思ったことか。。。

 

 

でも、結果、 勉強ができるように誘導してあげたことで、

結果的に子供の自尊心を高め、

今はレールを外しても、子供が自走できるようになったから、

やはりやってよかったなと実感しています。

子供も、ベースに親の愛があると理解してくれていたから、

なんだかんだついてきてくれたのかもしれません。

 

 

 

さてさて、勉強面では問題のない息子ですが、

普段の私との関係は。。。

結構、良いと思います。

 

 

 思春期真っただ中で発言こそ少なくなってきましたが、

が、学校で褒められるようなことがあったときは

うれしそうに話してくれますし、

ノートがこんなにきれいに書けてるんだよとか、

僕一日で学校の問題集の課題をこんなにこなしたんだよとか、

褒めてもらいたいんだねえと思うような発言もしてくれて、

かわいいなと思います。

 

 

こんなイヤなやつがいてね、とか、

イヤなことがあった時も案外話してくれます。

そういう時は、「親業」の教えにならって、

「あなたはイヤだったんだね」「腹がたったんだね」

と気持ちに寄り添ってあげると、

「そうなんだよ!」とむかつきながらも

案外スッキリした様子で去っていきます。

 

 

 

とはいえ、最近あんまり話してくれないなーと思う時は、

定期的に

「困ったことがあったら言ってね」

と声をかけています。

小さな悩みは話してくれなくてもいい。

思ってることも話してくれなくてもいい。

でも、本当に困ることがあったら、いつでも味方だよって、

それはずっと昔から続けている言葉です。

本人は「うんわかった」としか言わないけど、

きっと心のどこかにひっかかっていると信じています。

 

 

もう一つうれしいのは、

いまだに勉強でわからないことを質問してきてくれること。

英語は私の得意科目なので、

そこは本当にわからなくて質問してくるのですが、

私の不得意科目の数学とかも質問してくることがあります。

 

 

 

そういう時の私の鉄則は、

「解けても解けなくても、トライしてみる」こと。

第一声に、「ごめん、わからない」、は絶対言いません。

なにがあっても絶対に「ちょっと待ってね、やってみる」

と答えます。

結果、できても、できなくても。

 結果、わかったも、わからなくても。

まず、やってみます。

まず、調べてみます。

 

 

 

これは、中学受験の時から守ってきたことなのですが、

親があきらめてどうする?

というただのプライドですね。

絶対に、調べます。

その場ですぐわからなくても、まず、調べます。

それでもわからなかったら、

「ごめん、調べてみたけどわからなかったから、

先生に聞いてきてくれる?そしてママに教えてくれる?」

と投げかけるようにしています。

 

 

 

数学の方程式なんて忘れたわ!と焦りますが、

今時は優れたネット動画があります。

問題をそのまま検索バーに入力すると、

丁寧な解き方を発見することもあります。

そうして、どうにかこうにか答えを導き出して、

「お母さんはこうやって考えたよ!」と

発表します。すると、

「違うよ、この解き方はね・・・」と、

なんだよじゃあ質問するんじゃねーよ的な

ひらめきを勝手に見せることがあります。

説明している途中で「あ、わかった!」と去っていくこともしばしば。

 

 

 

そうして、親としてのプライドは死守しております。

それだけでも、息子はまあまあ一目置いてくれていると信じてます。

 

 

そんな息子との関係で一番うれしいのは、

私が仕事や勉強を黙々とやっていると、

「お仕事おつかれさま」とか「勉強頑張りすぎないでね」

と声をかけてくれること。

 

 

この言葉、気づけば、ほぼほぼ毎日言ってくれてます。

昔から優しい息子でしたが、

思春期になってもそういう言葉をサラリと言えるのって

普通じゃないよなあと毎回感動しています。

 

 

仕事を真面目にやるのも、

知りたがりで勉強も熱中したら止まらないのも

ママバオーの特徴なのですが、

気付くと息子が私と同じテーブルで黙々と宿題をしているのを見ると、

「親の背中を見て子供が育つ作戦」、成功!

とほくそ笑んでいます。

 

 

と、さんざん偉そうに書きましたが、

私ママバオーは、

相変わらずしぬほどせっかちだし、

喜怒哀楽は激しいし(月に1回はなんだか泣きたくなる)、

仕事始めてからは家事も相当さぼってるし、

土日とか朝から晩までパジャマとか頭鳥の巣とかしょっちゅうだし、

ダメなところも満載ですからご安心ください。

 いや、ご安心じゃないわ、

こっちが不安になってきたわ。

 

 

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が、私が元気なかったり泣いていると

「ママ、また泣き虫なんだから」と

案外さらっと流してくれるのは私の救いであります。

私のダメな部分も含めて、

受け止めてくれてるのはとてもありがたいです。

 

 

 

とはいえとはいえ、

息子自身も、

相変わらず「失くし物」は多いし

(2週間に一回くらいはカバンをひっくりかえしている)、

説明も相変わらず死ぬほど下手。

最終的な目的が何なのかが全くわからずイライラさせられっぱなし。

そんなところは大事な課題ですが、

まあ、学生の本分である学業にいそしみ、

学校生活を楽しんでいるなら、98%はよしとしよう!

と思う次第です。

 

 

友達関係も、案外ぬけてるところがあっても、

勉強ができるというだけで、みんな一目置いてくれますからね。

威張ったり自慢したりするなとは時々注意しますが、

そういうことしてる様子もないし、

友達とも良好な関係の様子。

 

 

生活の細かいことはできるだけ言わないように心がけていますが、

小さい時から死守しているもう一つのことは

「早く寝させること」ですね。

どんなに遅くても、22:30までには就寝。

これも鉄則としています。

だって、寝不足で授業に身が入っていない生徒の話とか聞くと、

「学校行ってる意味ないじゃん!」と思いますから。

寝る時間が遅くなってるときは、「オニババ」に変身して

うるさく言ってます。

 

 

あとは、やるべきことやってたら、一日中ゲームしてても

注意とかしません。

基本スマホも制限時間とか存在しません。

だって、やることやってるから。

 

 

子育ての正解なんていまだにわかりませんが、

なんだかんだ、

うまいところに収まってくれているので、

ママバオーは幸せ者だと思っています。

 

 

つい先日、実家の母に

「あなたは人生順調ね」

と言われましたが、速攻で

「だって、努力してるからね!」と偉そうに答えましたわ。 

 

 

 

「努力は裏切らない」

私の大好きな言葉です。