ADHDグレーゾーン息子ママの、中学受験全合格体験記!!

ADHDグレーゾーンの息子だけど、なんとしても中学受験を成功させたい!と猛奮闘、2019年度の中学受験で、首都圏の有名中学7校全て(立教新座、明大中野、明大八王子、開智、芝浦工大柏、専修大松戸、獨協埼玉)の合格を果たした成功体験記!わからないことは即調査!為せば成る!思い立ったら即行動!を合言葉に、鼻息荒いママバオー母と心優しい息子の二人三脚の道のり、その秘訣と秘密の全てをお教えします!日能研の役立ち情報も目一杯載せてくよ!

受験当日リアルレポート⓹ 2019年1月25日 立教新座中学校 第1回目

インフルエンザ猛威をふるう 

 
 
立教新座は、我が家にとって第2志望校!!
いや、実質偏差値は、
受験する7校の中でナンバーワンの
偏差値59!!
息子の偏差値より、5ポイントも高い(;´Д`)!
 
 
 
でも、ここから合格をいただければ、
第一志望校の明治大学付属中野を、
自信をもって挑むことができる!!
 
 
 
しかし、やはり天下の立教大学付属校。
 
 
 
もし受かったら。。。
親としては、明大中野とどちらにするか、
正直悩むなあなんて図々しい
想像もしていました。
 
 
 
とはいえ、息子も過去問では苦戦していたし、
全国公開模試でも、合格可能性は
常に厳しい状態でした。
気合いを、入れなければ!!
 

そして、運よく息子のインフルエンザも
すっかり治ったし、
これで正々堂々と戦えるだけでもラッキー!
 
 
 
。。。のはずが、なんと、
の通う幼稚園でインフルエンザが大流行し、
まさかの園閉鎖に!!!
 
 
娘を預けられなくなってはしまいましたが、
かろうじて娘は元気なので、ホッと一息。
仕方ないので、受験当日、
娘も一緒に連れて息子を迎えに
行くことにしました。
 
 

受験当日朝の様子


立教新座は、その立地のせいか、
試験の集合時間も比較的遅めの9時。
(その他の受験校は、
ほとんどが8:30集合でした)
 
 
それでも、我が家は千葉在住だったため、
送り担当の主人と息子は、
かなり早く出かけていきました。
朝は主人が付き添い、私が帰りに迎えに
行くことにしていました。
 
 
主人の話によると、
とにかくもう、ものすごい人数だったそうです。
新座駅から出ているスクールバスには長蛇の列!!
さすが立教、二月からの本命校前の
前哨戦として、ハイレベルな学校を目指す子も、
多くが受験するのだと聞いていましたが。
 
 
まずは、芝浦工大柏へ合格証をとりに!!
 

私も、朝早くから娘を連れて出発。
まずは、立教新座に向かう前に、
23日の試験で合格をいただいた芝浦工大柏に、
合格証と手続き書類をもらいにいきました。
立教新座には、その後急ぎ向かう予定の、
大忙しの一日!!
 
 
芝浦工大柏への進学はしないと決めたのに、
書類を取りに行った理由のうちの一つは、
どうしても紙の合格証がいただきたかったこと。
 
 
 
もう一つは、芝浦工大柏よりも開智中学を
優先させたいという息子の意思を
確認済みではあるけど、
念のため合格手続き書類をもらつておかないと、
息子の心変わりがあるかも、と思ったからです。
 
 

新柏駅からのスクールバスには、
生徒さんも大勢乗っていて、
生徒さんがワイワイと授業のことを
おしゃべりしていました。
 
 
 
受付時間よりもだいぶ早く到着すると、
入り口すぐの外の掲示板に、
合格者の番号が掲示されていました。
で、妹を前に立たせて記念写真をパチリ。
 
 

受付時間には、
15人くらいの人が並んでいたでしょうか。
私は二番目に書類をいただき
(事務の方が機械的に渡すやり方でした)、
そのまま帰りのスクールバスに乗り、
急いで立教新座へ向かいます。
 
 
 
そして、付き合ってくれた娘を連れて、
新座駅近くのマックでお昼ご飯。
朝、早かったですから。
  

その後新座発のスクールバスで校舎へ向かいます。
受験開始時間が過ぎても、
新座駅からは、
立教のスクールバスが定期的に
運行されているので助かりました。
 
 
 
立教の大学生も利用するため、
試験日でも定期運行されていて 便利でした。
しかも、バスもピカピカ。
確か、学校案内で、バス代は無料ですと
話されていたけど、その分の学費が
上乗せされてるせいもあって、
立教は学費が高いのよねと思い出したりして。
 
 
 
バスの中は立教大学の女子学生が
数名乗っていて、洗練された雰囲気がしました。
気が急いてしましますが、
娘とああだこうだとおしゃべりしながら行くと、
気が紛れます。
娘の存在に感謝。
 
 
 
そして、学校に到着。
控え室は、主に、チャペルの中と、体育館。
念のため両方見てみましたが、
ホントに、すごい人!!!
どちらも、ほぼギッシリでした。
 
 
 
 
娘には、暇つぶしの塗り絵などをさせて、
体育館に席をとりましたが、
立教新座は途中で試験問題の発表もなく、
ただただゆっくりと時間が過ぎていきます。
 
 
 
周りを見渡すと、父兄の方達、
なんとなく洗練された雰囲気の方が
多いように思いました。
立教、オシャレですもんね。
文化祭に行った時も、立教の子は、
あかぬけているというか、
こなれた雰囲気を漂わせていて、
感心したのを思い出しました。
 
 

立教新座の過去問は、本当に難しくて、
特に、理科もひねられた問題が多く、
算数では難問も多く常に苦戦していました。
息子よ、少しでも、
わかる問題から解けているだろうか???
 
 

そして、いよいよ終了時間が迫ってきました。
さあ向かおうと、体育館を出て、
階段を降りていたら、ななんと、
最後の段を踏み外し、私、大転倒!!!
恥ずかしさよりも、縁起でもないぞ、私よ!
 
 

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縁起でもないって、こういうこと(;'∀')
 

解散場所、ごった返すので注意です!

 
立教新座は、募集要項に、
受験番号によって解散場所が異なる旨が
記載されていました。
 
 
 
解散場所は、建物を出た外のバスロータリー周辺
なのですが、なんにしても、
すごい人で、今ひとつ場所がハッキリせず。
 
 
そうこうしているうちに、
子供達が続々と出てきました。
子供達の集団の先頭を、
「●●番~●●番」と受験番号の書かれた
プラカードを持った先生が
誘導してくれています。
 
 
す、すごい人数。。。が、続々と出てきます。
と、ふと、自分が待ってる場所が
まちがってることに気づきました。
でも、移動しようにも、
人がすごくて、移動もままならず。。。
 
 
息子、もう出てきてるかな。
こんなにすごい人の中見つけられるかな、と、
娘ともはぐれないようにと
気を使いながらキョロキョロしていると、
やっと息子の受験番号の書かれた一群が!
で、見つけました!
 
 

その後、新座駅までのスクールバスの列に
並んだのですが、これまたすごい人数で、
結局バスに乗れるまで30分以上は待ったかと思います。 
息子は、「とにかく、難しかった」と言ったきり、
多くは語らず。
そんな時間も、娘がいるから場が和んで助かりました。
 
 

バスが動き、やつと駅に到着した時には、
かなり遅い時間になっていました。
ので、立教新座受験の方は、
新座駅からのバスをあてにせず、
志木駅から徒歩移動にした方が、
何かと予定をつけやすくて
便利だと思います!!
 
 
 
やっと新座駅前に到着ました。
駅前には、ジョナサンとマクドナルドがあり、
息子はマックがいいとのこと。
マックでたらふく食べさせた後は、
また長い道のりを帰っていきました。
 
 
結局、家に着いたのは16時近く
だったでしょうか、私も疲れたけど、
試験をやりきった息子、
幼いのに延々文句も言わず付き合ってくれた妹に
感謝感謝。
 
 

下の妹の性格は


ちなみに、一番したの妹である長女は、
びっくりするくらしっかりした子です。
つまり、長男とは対照的。
 

場の空気をよみ、騒いだり、
ウロチョロしたりすることは
ほぼほぼありません。
じっと座って本を読んだりしていることが
苦ではない子でした。
 

なので、息子の受験期間中は、
各種説明会やら、日能研のイベントやら、
娘には付き合ってもらう機会が
相当多かったのですが、
そんな時も、娘はきちんとつきてくれて、
私か先生と話している間は、
塗り絵をしたり、絵本を読んだり、
お絵かきしたりして待っていてくれました。
 
 
私だったら、絶対イヤなのになと
思うくらい長い時間我慢して
付き合ってくれた娘がいなければ、
息子の受験は成功しなかったと思います。
 
 
 
下の娘が産まれたことで、
ますます息子のADHDの特徴が際立って
見えたこともありました。
でも、だからこそ、息子のADHD的な特徴は
個性なのだと理解することもできました。
 
 
おかげさまで、二人はとても
仲良しで、
娘がいてくれることで、
息子は彼本来の底抜けの優しさを
失わずにいてくれたと思います。
 
 
今でも、口癖のように娘には
「お兄ちゃんを大事にしてね」と言い、
息子には
「妹を大事にしてね」と同じように
言っています。
二人とも、私にとっては
同じように大事な我が子ですから。。。
 
 
 
 

合格発表は、翌26日14時から

 

立教新座の結果発表は、
翌日26日の14時から。
 
 
受験当日は心配しても仕方ないから、
まずは、入学金を用意したことを確認して
その日は眠りにつきました。
 
 
 
くる26日。
この日は土曜日なので、
午後から日能研で授業のある日でした。
1月中も、受験前日や、受験日当日以外は
基本塾に行くことにしていたので、
昼過ぎ頃、塾に行っておいでと送り出しました。
 
 
 
ただ、気がかりなのは、立教新座の試験結果は、
授業の最中である14時に発表されるということ。
息子にどうするか尋ねると、
ママは見ないでね、僕が帰ったら見る、とのこと。
 
 
 
そう、わかったよと伝えて送り出したのですが。。。
やはり、発表時間になると、ソワソワしてきます。
 
 
 
すると、休み時間に、
息子から電話がかかってきました。
「ママが替わりに見てくれていいからさ、
結果、教えてくれる?とのこと。」
あ、そうなのと、WEBで結果を見ると。。。
 
 
不合格。
 
 
 
ガッカリした気持ちを、
できるだけ出さないように心がけて、
アッサリした感じで
「ダメだったみたいだよ」と伝えました。
 
 
 
息子、「あっ、そうなんだ。。。」と、絶句。
でも、電話だから、様子がよくわからず、
フォローしたものかどうしたものかと
考えあぐねていると。。。
 
 
 
「わかったよ、じゃあね」
とあっさり電話を切ろうとするので、
慌てて「日能研の先生には、自分で話してね!」
と言うと、「え、いやだな、言えないよ」と。。。
 
 
 
 
息子の気持ちはわからなくないけど、
それはやるべきことだとおもったので、
「それはいけないよ、ちやんと話してね!」
と言ったのに、電話は一方的に切れました。
 
 

そりゃそうだ、はじめての不合格、
ショックを受けるのは無理もない。
現に、私だって、立教新座は厳しいと
わかっていたくせに、
やはりそれなりのショックを受けていました。
 
 

ああ、これまで、たくさん合格をいただいて
きたのに、やはり、不合格をいただくとは、
こういう気持ちになるのだなと。。。
 
 
 
それより気になるのは、息子の対応。
顔が見えなかっただけに、
ひょっとして、その後泣いてるのか?
おちこんでるのか?
きちんと受け止められているのか?
 
 
 
全く想像つかず。
 
 
 

日能研の先生の対応 

 

いてもたってもいられなくなった私は、
日能研に電話してみることにしました。
結局、私も、動揺していたのです。
 
 
 
いつもの教室長の先生が不在とのことで、
女性の事務の方にお話を聞いてもらいました。
こちらの女性の先生も、
非常に面倒見の良い良い先生で、
子供達には母親のようにハートフルに接して
くださるとても良い先生です。
 
 
事情を話し、なんとか、自分から
不合格を先生たちに報告してほしいこと、
初めての不合格に家庭でどうやって対応していいか
わからないのだが、
息子には次につなげるべく前向きになってほしい旨を
伝えると。。。
 
 
「わかりました、教室長に伝えます」
とのこと。
 
 
ずばり、どういう対応が正解なのかわからない
けれど、それは先生方に託すことに。
 
 
 
そして、授業終了時間からしばらくすると、
先生から電話がかかってきました。
 
 
 
先生によると、
「授業が終わった後、
息子さんにさりげなく声をかけて、
立教新座どうだった?と聞いてみました。
すると、自然にだめだった、と伝えてくれました。
きちんと報告してくれてありがとうと言うと、
少し照れくさそうにしていました。
でも、息子さんご本人は案外スッキリした様子で、
残念だったけど、次頑張るよと、
吹っ切れた様子でしたよ。」
とのこと。
 
 
 
先生、ありがたすぎます。。。。
 
 
 
息子はその後帰宅。
「先生には自分で言ったよ」
と私にも報告してくれました。
私は、「あなたはよく頑張ったと思うよ」
と伝えると、
「うん、次頑張るから」とのこと。
 
 
息子なりに、この数時間ショックや
葛藤を乗り越える時間があったとは思います。
それでも、本当に彼はスッキリと、
落ち込んだ様子もなく、
前を向いている。
 
 
 
私は、心配してヤキモキしていただけに、
拍子抜けしてしまいました。
息子が、こんなに復活が早いなんて、
正直意外でした。
 
 
 
でも、失敗にめげない、そんな力を
貯えた息子が本当に心強く、
誇らしく思えました。
 
 
 
かくいう私は、
初めての不合格という結果に、
どうやって対処していいのかもわからず、
日能研の先生に丸投げして
しまったというのに。。。
 
 
 
 
息子も、信頼している塾の先生に
話を聞いてもらって、励まされて、
それでスッキリしたのではないでしょうか。

その日の晩も、いつも通り、

案外早くに寝付いていてくれてホッと

しました。

 

 

日能研の存在を、心から、

ありがたいと思いました。

 

 

 

一方、私は、

息子が寝付いてから、

お風呂に入っている時に、

思い切り泣きました。

 

 

 

残念なのと、緊張と、

息子の成長のうれしさと、

いろんな思いが溢れて、

思い切り泣きました。

明日から、また笑顔で息子を支えよう、

そう思いました。

 

 

 あと少しで、全ての戦いが終わるのですから!!!