ADHDグレーゾーン息子ママの、中学受験全合格体験記!!

ADHDグレーゾーンの息子だけど、なんとしても中学受験を成功させたい!と猛奮闘、2019年度の中学受験で、首都圏の有名中学7校全て(立教新座、明大中野、明大八王子、開智、芝浦工大柏、専修大松戸、獨協埼玉)の合格を果たした成功体験記!わからないことは即調査!為せば成る!思い立ったら即行動!を合言葉に、鼻息荒いママバオー母と心優しい息子の二人三脚の道のり、その秘訣と秘密の全てをお教えします!日能研の役立ち情報も目一杯載せてくよ!

中学受験 親のストレス解消法&ケア⓹ ~ゲシュタルトセラピー体験記 その3〜

よくわからないけど、スッキリした

 

受験生の親御さんに限らず、

なんだか、なぜだか

日々イライラに悩んでいる方に

お届けします。。。

 

 

 

正直、

理屈はよくわからないけど、

不思議なスッキリ感を覚えた、

人生初のゲシュタルトセラピーの

個人カウンセリング。

 

 

 

それから数日間、

で、ゲシュタルトセラピーって、

結局何だったのかなあと

振り返ります。

 

 

 

ファシリテーターの方が、

カウンセリング中、

何度も言っていた、

「今、身体の状態はどうですか?

「身体の感覚はどうですか?」

と質問されたことの意味が、

よくわからずにいました。

 

 

 

 

*ちなみに、ファシリテーターとは、

「司会進行者」という意味で、

ゲシュタルトセラピーでは、

いわゆるカウンセラーの役割の方を

そう呼ぶようです。

 

 

 

集団カウンセリングに挑戦!

 

 よーし!

わからないなら、もう一度!

ということで、

 

 

今度は、ワークショップというものに

申し込んでみることにしました。

 

 

ワークショップとは、簡単にいうと、

集団カウンセリングのことのようで、

他人とファシリテーターの方との

やり取りを見たり、

自分も参加したりするものだそう。

 

 

 

集団の中でも、

「気づき」がありますよ、

とのことで、

申し込んでみることに。

 

 

 

とはいえ、集団って、

一体どんな人がやってくるのか?

知らない人達の間で、

自分のことを話せたらするんだろうか?

前回よりも、更に緊張します。

 

 

とあるビルの一室にて

 

 

前回と同じビルの一室。

 

 

私が到着すると、私より少し年下の

感じの30代くらいの女性が

既にいらっしゃいました。

そして、その後、遅れて、

20代くらいの女性もやってきました。

 

 

 

どうやら、今日は、

私を含め、

この3人が参加者のようです。

 

 

 

前回、個人カウンセリングで

お世話になった時と同じ

ファシリエーターの女性もいらっしゃって、

少しホッとします。

 

 

 

始まる前に、再度

注意点の説明があります。

危険な行為はしないこと。

他人の知り得た情報を話さないこと、

など。

 

 

まず、ファシリエーターの方から、

どなたか、先にやってみたい方

いますか?

と聞かれます。

 

 

みんな、様子をみて、

ためらっている様子。

 

 

すると、20代の女性が、

私やってみたいですと

名乗りをあげました。

 

 

ここでは、

この方の悩みの詳細は

お話しできませんが、

その方の職場の悩みを聞きながら、

なるほどなあと思ったり、

それはこうしたらいいのにと、

まさにいろいろなことを

感じました。

 

 

その体験の様子は、

不思議な光景でした。

 

 

 

そして、最後に、

「皆さんは今の様子を見て、

どう思われましたか?」

とファシリエーターの方から

他の2名に対して質問がありました。

 

 

 

 

私は、

「一緒に、頑張れ!

と言ってあげたくなりました」

と、思ったありのままを言いました。

 

 

 

私の番

 

 

そして、最後に、私の番。

 

 

 

今の、悩みを聞かれます。

イライラして、

怒りが抑えられなくて

困っていることを話します。

 

 

 

すると、話の流れで、

ふと、自分の怒っている姿が、

昔、私が幼かった頃、

私達兄妹を虐待していた祖母に

ソックリな気がして、

その家族の血を受け継いで

いるのではないかと怖くなる、

という話をしました。

 

 

(おばあちゃんがどうしてそんなことを

したのか、私がどんなことをされたかは、

ここではあえて触れません)

 

 

すると。。。。

 

(以下、フ=ファシリテーター)

 

 

フ「そこのクッションに

おばあちゃんを座らせてください」

 

 

私「えっ、怖いんですけど。。。」

 

 

フ「大丈夫、まず、座らせましょう」

 

 

私「座らせました」

 

 

フ「おばあさんは、

どんな顔をしてますか」

 

 

私「怒った顔をしています」

 

フ「あなたは今どんな気持ちですか」

 

私「とても怖くて

心臓がドキドキしています。」

 

フ「心臓がドキドキしているんですね」

 

 

私「はい、まともに顔が見られません」

 

 

フ「あなたは、今なんと言いたいですか?」

 

私「やめて、と言いたいです」

 

フ「じゃあ、やめてと、

言ってみましょう」

 

私「でも、怖くて、言えません」

 

フ「じゃあ、一緒に言いましょう!

やめて!」

 

私「(小さい声で)やめて。。。」

 

フ「やめて、痛いから、いやだから、

やめて!」

 

私「やめて」

 

フ「やめて!」

 

私「やめて!!」

 

 

だんだん、声が大きく出るように

なってきます。

そして、身体が熱くなってきます。

 

おばあちゃんを、倒すって!?

 

 

フ「じゃあ、おばあさんを、

倒しましょう!」

 

 

私「えっ!?」

 

フ「あなたに暴力をふるっていた

おばあさんは、一緒に倒しましょう!」

 

 

私「えっ!?倒す!?」

 

 

フ「大丈夫、本当のおばあさんじゃないですよ。

このクッションをおばあちゃんだと思って、

一緒に倒しましょう!」

 

 

 

以前受けた個人カウンセリングと

同じように、目の前の敵を、

あの当時は倒すことができなかった

敵を、今、倒せと言うのです( ゚Д゚)!!

 

 

やはり、ためらいます。

 

 

軽く、クッションを投げます。

 

 

私「あっちへ、行け!」

 

 

クッションを、次々に手渡されます。

 

 

フ「もっと遠くに投げ飛ばしてしまいましょう!」

 

私「来ないで!」

 

フ「もっと遠くへ!」

 

私「二度と来るな!」

 

フ「そうです、その調子!」

 

 

こうなってくると、もうなにがなんだか。

昔、小さかった時、

おばあちゃんにやめてと

言えなかった時の

気持ちが爆発している状態です。

 

 

 

涙を流しながら、

クッションを次々投げつけて、

身体はますます

熱くなっていました。

 

 

おばあちゃんを、埋葬する!?

 

フ「おばあさんは完全に倒しましたね。

それじゃあ、おばあさんを、埋葬しましょう!」

 

私「は!?」

 

フ「お墓に、埋めちゃいましょう!」

 

私「は!?」

 

 

ぶっちゃけ、何を言っているのか

よくわからず、ポカンとしていると。。。

 

 

フ「みなさんも、手伝ってください」

 

 

そういうと、今まで周りで見ていた、

他の参加者の方達に、

ファシリテータの方が手伝えと

促すではないですか!!!

 

 

フ「さあ、みなさん、立って、

〇〇さん(私のこと)を

支えてあげてください。」

 

 

すると、二人の参加者の方が、

1人ずつ、私の腕をとってくれました。

 

 

フ「さあ、〇〇さん、

おばあさんをお墓に入れてしまいましょう。

そして、もう二度とあなたのところに

現れないように、埋めてしまいましょうね」

 

 

そう言うと、一つの

クッションを私の手の平に置きました。

 

 

 

私は、とても悪いことをしているような

気がして、

また少し躊躇していました。

 

 

 

怖くて仕方なかったおばあちゃんだけど、

こんなことしていいのかしら、と。

胸が、ドキドキします。

 

 

 

ファシリテーターの人は、

部屋の片隅を指さし、

 

 

フ「さあ、ここに埋めましょう」

 

 

私「埋めるんですね」

 

フ「そう、もう二度と、

出てこれないように」

 

 

私は、他の二人の方に支えられて、

おばあちゃんを模したクッションを、

部屋の片隅におきました。

まるで、何かの、儀式のようでした。

 

 

正直、私を支えてくれている方達が、

力を貸してくれていると感じました。

 

 

 

フ「みなさん、上から

土をかけて、埋めましょう」

 

 

他の方と一緒に、

土を模したクッションを、

上にかぶせていきます。

 

 

みなさん、

私を励ましながら、

一緒におばあちゃんの葬儀を

してくれました。

 

 

フ「〇〇さん、よくやりましたね、

みなさんも、

ありがとうございました。」

 

 

私「みなさん、

ありがとうございました。」

 

 

フ「今、どんな身体の状態ですか?」

 

 

私「なんだか、とてもスッキリして、

温かいものに包まれています。」

 

 

 

はじめにあった、

「私何してるんだろう?」

という違和感はなくなってしまっていて、

そこには、不思議な団結力があり、

私は、不思議な優しさに

包まれていました。

 

 

 

2回目の

ゲシュタルトセラピーを受けた後の

詳しい感想は、次回お話します。。。。