ADHDグレーゾーン息子ママの、中学受験全合格体験記!!

ADHDグレーゾーンの息子だけど、なんとしても中学受験を成功させたい!と猛奮闘、2019年度の中学受験で、首都圏の有名中学7校全て(立教新座、明大中野、明大八王子、開智、芝浦工大柏、専修大松戸、獨協埼玉)の合格を果たした成功体験記!わからないことは即調査!為せば成る!思い立ったら即行動!を合言葉に、鼻息荒いママバオー母と心優しい息子の二人三脚の道のり、その秘訣と秘密の全てをお教えします!日能研の役立ち情報も目一杯載せてくよ!

中学受験 親のストレス解消法&ケア⑧ ~心理カウンセリングを通じて その2~

引き続き、

心理カウンセリングって、

結構身近な悩みのヒントを

与えてくれるんだよ~、

ということをお伝えしたくて記事を書きます😊

 

 

 特にストレスの多い受験生の親御さん、

その他、いろいろお悩みの方に

読んでいただければ幸いです!(^^)!

 

 

心理カウンセリングも、相性があるのです!

 

 

息子が小2の時に初めて行った

心理カウンセリングでは、

ただ話し相手になってくれるだけの

カウンセリング方法に

がっかりした話を前回しましたが。。。

 

 

 

その後、

心理カウンセリングにはお世話になることは

ないと思っていました。

 

 

でも、お世話になることになりました。

それも、つい最近、ここ半年くらいで、

3回ほどお世話になっています。

 

 

きっかけは、ひどい長男の爪噛み

 

 

ADHDグレーだった長男が

中一にもなり、受験も終わったというのに、

ひどい爪噛みが治っていないことに

気付いたからです。

 

 

ほとんどの爪は、みるも無残な

深爪っぷり。

特にひどい指は、爪が変形して、

埋もれてほとんど爪がないような状態の

指もあるくらいひどくなったから。

 

 

 

そして、その傷口から細菌が入って、

イボがいくつかできるようにまでなったから。

 

 

私は、爪噛みなんてただのクセでしょ、

受験が終わってストレスから解放されたら

きっと治ると信じていたのに、

ある日息子の手をまじまじと見て

ビックリしたわけです。

 

 

 

 

見逃せないくらいひどい状態になり、

テープを巻く、

ジェルネイルで保護するなど、

ありとあらゆる方法を試しても効果なく、

それこそいくつもの皮膚科をハシゴしました。

 

 

皮膚科の先生によっては、

「自分だって治したいでしょ?

じゃあ、やめればいいじゃん」

と突き放す先生もいました。

 

 

私が何か月もジェルネイルで爪を保護して

あげていたのに、

そのジェルネイルすら

引きちぎっている姿を見て涙が出ました。

 

 

もう、万策つきた、と思ったその時、

ようやくある医師が

「心理的なものも関係してるかもしれないから、

相談してみてもいいかもね」

と言ってくださいました。

 

 

もう、迷ってる場合ではない、

なにか、ヒントをもらいに行かなければ

いけないと思いました。

 

 

 

息子も、はじめての心理カウンセリングへ

 

 

私は、

カウンセリングをするにあたり、

まず、私が事情を説明する

⇒息子が先生と話をする

⇒その内容を受けて、主人がアドバイスをもらう

という流れに決めました。

 

 

家族全員で取り組みたいのだという

意思をしっかり伝えたい、

という思いで、主人にも

協力をお願いしました。

 

 

 

対応してくれたのは、

30代とおぼしき若い女子の

臨床心理士の先生でした。

 

 

結果は。。。

大大大成功でした!!

 

 

気持ちを吐き出せる&具体的なアドバイスをもらえる

 

何より良かったのは、

息子が、自分の気持ちを吐き出してくれたことです。

 

 

私は、息子に、

カウンセリングに行く前に、

「イヤなことは話さなくていいけど、

普段ママやパパに言えない自分の

気持ち、隠さず話してきてくれていいからね、

きっと先生は良いアドバイスくれるからね」

と話して送りだしました。

 

 

 

すると、息子は、

ママが受験で忙しくなってきてから、

怒る機会が増えたこと。

時々ヒステリーに怒るのが怖いこと。

今も、時々、テストなどでストレスが増えると、

ついついその時のことを思い出して

爪を噛んでしまうことなどを、

先生に話してくれました。

 

 

 

もちろん、私は大ショック。

もちろん、大反省。

大泣きして、息子には、平謝りしました。

 

 

とはいえ、もちろん、爪噛みは、

私が怒りすぎてしまうことがあったことだけが

原因ではなく、

単なる「クセ」がひどく常態化した

状態であること、

その「クセ」を違う方法で変えていくための

「コツ」を教えてくれました。

 

 

具体的なアドバイスが沢山!!!

 

 

具体的には、

「爪を噛みたくなったら」

⇒「手触りの良いボールや、

弾力のある練りケシゴムなどを握る」

という方法に転換してみてはどうか、

という具体的な提案をしてくださいました。

 

 

この時、握るものは、

息子自身に選ばせることが大事と

アドバイスしていただきました。

 

 

更にもう一つ、

「噛まずにいられた日には〇をつける」

ためのカレンダーを貼ってみてはどうか、

と提案されました。

子ども騙しみたいだけど、

すぐに実行にうつしました。

 

 

あと一番大事なのは、

「あまりにも長年のクセだから、

焦らないこと。

噛まずにいられたらラッキーと、

褒めてあげること」

の大切さも教えてくださいました。

 

 

いくつもの具体的なアドバイスを

いただき、

結果、息子の爪噛みとイボは、

信じられないくらい回復しました。

 

 

今で、約半年経ちましたが、

爪は、ほとんど普通の人と変わらない状態にまで

改善しました。

 

 

 

もちろん、時々、

「今日ね、テスト結果が気になって

噛んじゃったんだ」

と教えてくれることもありますが、

それもたまにのことのよう。

 

 

皮膚科にも、

イボの治療のために何十回も通いましたが、

そろそろ卒業も間近です。

 

 

 

解決策をくれる心理カウンセリングもある!

 

このように、

こちらのカウンセラーの先生は、

経験が豊富だったこともあり、

ただ話を聞くだけでなく、

大変的確なアドバイスを沢山

してくださいました。

 

 

 

息子は、こちらの先生に

自分の思いを吐き出せたことで、

相当スッキリした様子で、

帰宅した私に抱き着いて、

「ありがとう」

と言ってくれました。

 

 

いやいや、感謝するのはこっちだよと思い、

むしろ謝らなきゃえいけないこと

ばかりだったのですが。。。

 

 

 息子は、言いにくい私達親への

不満をカウンセラーへ話すことで

スッキリ。

そして、その内容を、カウンセラーの先生は、

非常に上手に私達親に伝えてくれました。

(もちろん、息子本人了承のもと)

 

 

こうした、親子であっても、

間に第三者が入ってくれると

うまくいくことって結構あるのかも

しれないなと思いました。

 

 

面と向かっては、言いにくいこと。

親子だからこそ、言いにくいこと。

 

 

そんなことを、

橋渡し的な存在として伝えてくれる。

 

 

 

心理カウンセリングは非常に

ありがたい存在だなと思いました。

 

 

自分の行動を変えるきっかけを与えてくれる

 

そして、カウンセラーの先生に

宣言することで、

「自分の行動を変えてみよう」

と思えるのも、

大変ありがたい効果だと思いました。

 

 

息子は、爪噛みをやめてみようと思えた。

私は、感情的に怒らないようにしようと

思えた。

 

 

意識するだけで、人はこんなに変われるのだなと

痛感することができました。

 

 

親子関係が行き詰まっている方に!

 

 このように、

親子関係で行き詰まりを感じている方、

子どもの本音を聞いてあげたいと

思っている方、

自分に合ったカウンセラーに出会えば、

親子で変わるきっかけを

与えてくれることも

あるということを、

どうぞ覚えていてくださいね!

 

 

ちなみに、全然怖い場所でもないし、

暗い場所でもなんでもありません(笑)!

 

 

 

今回は、息子の爪噛み相談の話でしたが、

ななんと、この後、

心理カウンセリングを

通じて、私の行動はどんどん変わって

いくのでした!!

 

 

続く。。。