ADHDグレーゾーン息子ママの、中学受験全合格体験記!!

ADHDグレーゾーンの息子だけど、なんとしても中学受験を成功させたい!と猛奮闘、2019年度の中学受験で、首都圏の有名中学7校全て(立教新座、明大中野、明大八王子、開智、芝浦工大柏、専修大松戸、獨協埼玉)の合格を果たした成功体験記!わからないことは即調査!為せば成る!思い立ったら即行動!を合言葉に、鼻息荒いママバオー母と心優しい息子の二人三脚の道のり、その秘訣と秘密の全てをお教えします!日能研の役立ち情報も目一杯載せてくよ!

爪噛み問題①

なんだかんだ、悩みは尽きません

 

どうして合格できたのか、

なんて本当に偉そうな記事を

書きまくっておりますが。。。。

 

 

 

受験が終わったからといって、

志望校に入学できたからといって、

我が子に対する心配事がなくなった

わけではなく。

 

 

当然、悩みはいろいろあります。

 

 

 

その中でも、受験が終わってしばらくしてから

とーーーーーっても気になったこと。

 

 

 

それは、息子の、爪噛みです。

 

 

爪噛み?

ただのクセでしょ?

 

 

そう、クセといえばクセ。

でも息子のはひどかった。

 

 

そして、その「クセ」の中に、

息子の深い闇が宿っていることに、

私はなかなか気づけなかったのです。。。。

 

 

爪かみ対策の経緯

 

 

 

そもそも、息子の爪かみに気づいたのは、

物心ついた頃から。

暇さえあれば爪のあたりをガジガジ。

 

 

なんだか気になるなーと思い出したのは、

幼稚園の頃。

当時、小学校受験の塾に通っていたので、

爪かみをしている息子が目立って

とてもイヤでした。

 

 

 

で、当然対策を講じてみました。

 

 

①まずは、

やめてね、と、優しく諭す。

 

 

 

 

全く、効果なし。

 

 

②自分なりに調べて、

「バイターストップ」という、

口にすると苦い味のする

マニキュアを入手。

塗ってみる。

 

 

 

これまた、全く効果なし。

味してないのか?

というくらい、関係なし。

 

 

③なんだかイライラしてきて、

息子の指先に、

テーピングのテープを巻いてみる。

 

 

すると、幼稚園の園長先生から呼び出し。

 

 

幼児の時期は、手先の感覚が

非常に大事。

爪噛みは、年頃になれば治るから、

お母さんもゆったり構えてみれば、

とのこと。

 

 

さすがに、テープはやめざるをえなくなり、

中止。

 

 

また、経験豊かな園長先生がそう言うならと、

信じて見守ることにしました。

 

 

 

そうこうしているうちに、

小学校に入学し、高学年になっても、

全くやむ気配なし。

 

 

 

でも、うちの子は、

ADHDグレーという特性があり、

そもそも周りの状況を

あまり見ることができないのです。

 

 

 

そういう特性だから、

きっと人の目が気にならないのだわと、

しばし見守りました。

 

 

それよりも、学級崩壊への対応だったり、

日々起こる友達とのトラブルや

学校への対応で、

正直、「爪噛み」という行動は、

我が家の中では特に大きい問題とも

思っていませんでした。

 

 

 

そして、高学年になり、

受験勉強が本格化。

 

 

ますます、爪かみどころでギャーギャー

言いたくないため、

きっと年頃になれば治るだろうと、

楽観視、というより、

見ないようにしていました。

 

 

受験が終わり、気づいてビックリ!!

 

 

受験、無事終了。

 

 

数か月が経ちます。

 

 

 

ふと、本当に、ふと、息子の爪を見ます。

 

 

ななななにこれーーーー!!

爪が、変形している。

いや、とにかくボロボロ。

 

 

 

10本の爪は、おそろしいくらいの

深爪になっている。

長さは、5ミリくらいしかない

爪もあるくらい短く、

むしろ、周りの皮膚の中に

うずもれたようになっている。

 

 

特にひどい2本の指は、

爪がうねうねと波打って、

爪の根本にわずかに残る程度のありさま。

 

 

 

2本の指は、一見すると、まるで、

爪がない人のように見える。

 

 

 

 

爪の周りの皮膚も、

ささくれしまくり、

ところどころ血がにじんでいる。

 

 

 

愕然としました。

 

 

うそでしょ、なんでこんなにひどく。。。

 

 

 

気付いてあげられなかったこと、

いや、今まで放っておいたことを、

ひどく後悔すると同時に、

「なんとかしなければ!」

という血がうずまいてきたのです。

 

 

続く。。。