ADHDグレーゾーン息子ママの、中学受験全合格体験記!!

ADHDグレーゾーンの息子だけど、なんとしても中学受験を成功させたい!と猛奮闘、2019年度の中学受験で、首都圏の有名中学7校全て(立教新座、明大中野、明大八王子、開智、芝浦工大柏、専修大松戸、獨協埼玉)の合格を果たした成功体験記!わからないことは即調査!為せば成る!思い立ったら即行動!を合言葉に、鼻息荒いママバオー母と心優しい息子の二人三脚の道のり、その秘訣と秘密の全てをお教えします!日能研の役立ち情報も目一杯載せてくよ!

おすすめ 子育て&中学受験対策本⑩ ~国語 その4~ 本当に国語力を鍛えるには!

前回は、

中途半端な取り組みで、

「ふくしま式」勉強法の問題集を

ほとんど無駄にしてしまったお話をしました💦

 

 

 

 

じゃあ、結局どうしたら国語力がのびたのか!?我が家の場合!

 

では、一体どうやって息子の国語力は伸びたのか??

 

 

 

結論!!!

私は、塾の勉強を

信じることにしました。

 

 

 

だって、塾は勉強のプロ。

塾のカリキュラムをしっかりやれば、

必ず合格できると信じ、

必死についていくことにしました。

 

 

 その中でも、結局の秘訣は何かというと。。。

 

 

 

塾の学習内容の、

ひたすらコツコツとした

積み重ねと繰り返しでした。

 

 

ぶっちゃけ、急になんて、

成績がのびるはずもありません。

 

 

 

具体的には、

●漢字の書き取り

「計算と漢字」に出てくる漢字は、

延々繰り返しやりました

 

 

●語句も、コツコツと増やす

主に、季節講習のテキストに、

「ことわざ」とか「慣用句」とかが

まとめて載ってくるのですが、

そうしたものも、コツコツと積み重ね、 

おぼえさせ、反復して復習しました。

 

 

●テストで間違えた問題を別のノートに控えた&

数えきれないくらい繰り返し勉強した。

 

 

間違えた漢字や問題は、「言葉ノート」に書き溜めた

 

 

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↑私が特にやってよかったと思ったのは、

この手作りの「言葉ノート」です。

 

 

 

あまりにボロボロなのは、自然に、です。

ボロボロすぎて、

私が怒り狂ったかのようですが(;'∀')

 

 

 

このノートは、

日能研に入塾した3年生の時からの、

日能研のカリテや公開模試、

季節講習のテストで間違えた

漢字と語句の問題を、

ひたすら書きためていったものです。

 

 

 

 

例えば、こんな風に⇓ 

 

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息子は、ADHDグレーのため、

知識の定着に非常に時間がかかりましたので、

少しでも勉強に余裕のある時は、

暇さえあれば、この言葉ノートを開き、

忘れていそうな漢字、語句を、

延々復習しました。

 

 

 

面白いぐらい忘れてしまっているので、

それこそ、数えきれないくらい、

ノートが破けるくらい、

延々延々反復練習をしました。

 

 

 

これを、6年生の、受験本番直前まで

続けました。

 

 

結局、6年生までに、

この「言葉ノート」は、

合計3冊ほどになりました。

 

 

 

 

効果は、徐々にあらわれました

 

 

ので、息子は、

いわゆる漢字や語句の正答率は

案外高く、安定して得点が

とれていました。

 

 

 

そして、長文読解についても、確か、

6年生の中頃だったかと思いますが、

息子が突然

 

 

「ぼくね、物語文の登場人物の

考えてることがわかるようになったんだよ!」

と言い出したことがありました!!

 

 

それまで、思い込みが激しすぎて、

勝手に登場人物の心情を

決めつけたりすることの

多かった息子。

 

 

 

それが、ある時を境に、

物語の場面をリアルに想像できるように

なったのだとか。

 

 

そして、

「自分を捨てることができるようになってきた」

とも話してくれました。

 

 

そう、ご存じの通り、

中学受験には、

「その子個人個人の感じ方」

とか

「それぞれの味わい方」

なんてものは一切全く求められて

いません。

 

 

私は、そこを、口を酸っぱくして、

息子に言い続けていました。

 

 

 

 

テストの採点結果を分析するため、

息子の回答と正解を見比べた時も、

毎回毎回、

息子に

「自分の思い込みを捨てないと、

 国語って解けないんだよ!」

と言い続けました。

 

 

 

「国語は、この話を書いた人が

何を言いたいのかを理解してあげることが

大事なんだよ」

と、延々延々言い続けたわけです。

 

 

すると、

失敗を延々繰り返したある時から、

ふと、作者の気持ちが理解できるようになったと

話してくれました。

 

 

 

視覚化すること

もう一つ、有効だったのは、

「見にくい長文読解は、

見やすくする」

ことでした。

 

 

 

ADHDグレーの特徴として、

視覚が安定しておらず、

ものを見つけたり、探したりすることが

大の苦手なわけです。

 

 

 視線が定まっていないため、

長文読解の中から、

「答え」を見つけることが苦手で、

そもそも「探す」ことを面倒がって、

結果、解答を間違えやすい。

 

 

 

だから、国語の頻出問題である、

「抜き出し」とか

「指示語探し」なんかは、

本当に苦手でした。

 

 

 注意深くないから、

「写し間違い」や

「探し間違い」も非常に多かったわけです。

 

 

だったら、

間違わない目印をつけてあげればいい!

そう思いました。

 

 

なので、息子と、

以下のことを決めました。

 

 

 

①「抜き出し」の言葉は、

 必ず〇で囲ってから移す。

 そして、写す時は、必ず指をさしながら写す。

 

 

②本文の中で、まとめの文、

 大事な文がわかるようにする

⇒「つまり」「要するに」「すなわち」

 「大事なことは」「私が言いたいのは」

 といった、いかにも「重要ですよ!」と

 わかる文言に、〇をつける。

⇒すると、かなりの割合で、

こうした「重要ですよ!」と印をつけたところから

出題される確率は相当高いことに気が付きます。

 

 

 どうでしょう?

案外、簡単なことをやらせていました。

 

 

この、本文への書き込みも、

あまり多すぎると更に視線が乱れて

見にくくなってしまうので、

ポイントを絞って書き込みさせたら、

上記の2点が特に有効だと感じました。

 

 

 

やったことは、かなり単純。

でも、男子自体が、本当に単純(笑)

 

 

 

同じことを、何度も注意して、

同じことを、何度も繰り返して、

同じことを、何度もやり直して、

ある日、気が付く。

 大丈夫、気が付く時は、きます。

あきらめなければ!

 

 

 

 

そんな気の遠くなるような男子の成長に

つきあってあげられるのは、

やはり親御さんだけだと思います!

受験生さん、親御さんたち、頑張って!!!