塾は、質問しないと答えてくれなくて当たり前
前回の「ママ友いりません」のお話で、
受験の悩みはプロに聞こう!
とお話ししました。
当然、そのファーストチョイスは、
日能研の先生になるわけですが、
その質問の仕方について
お話ししたいと思います。
でも、聞けば、答えてくれる!
まず、日能研について思ったのは。。。
「聞かないと、教えてくれないのね!」
ということ。
小学校だと、だれだれ君ともめたとか、
泣いたとか、
そういうことで何回か担任の先生から
電話がかかってきたことがありました。
それも担任の先生の性格によって、
その頻度はまちまちでしたが、
日能研、基本的に、聞かないと、
細かいこと、ぜーんぜん
教えてくれません!
でも、誤解のないように言っておくと、
「こちらから質問すれば、
こちらから働きかければ、
とっても丁寧に教えてくれます!」
ということ。
例えば、成績が多少下がっても、
友達とのトラブルがあっても、
「最近お子さんどうですか?」
的な個人的な気遣い電話なんてのは
まずないと思ってください。
まあ、一クラス20人近くの生徒がいて、
それが3クラスいるわけですから、
(息子が通っていた教室の場合ですが)
60人の生徒それぞれにそんな対応してたら、
先生もパンクしちゃいますよね。
だから、一人一人の生徒の性格に
合わせて対応するなんて、
まあ、無理な話だと思います。
そこらへん、風の噂だと、Yアカデミーは、
成績が下がったとか、宿題やってないとかで、
結構ジャンジャン電話かかってくるらしいと、
私の数少ない受験生ママ友が教えてくれました。
だから、お子さんのことで、
塾で何かトラブルがあった様子だわとか、
カリキュラムでわからないこととか、
勉強の具体的な方法とか、
本当に、それは、遠慮しないで
何でも聞いたらいいと思います。
一番良くないのは、聞かないことによるストレス
私も、「こんなことくらいで質問したら、
先生に迷惑がられるかな」とか
もちろん心配しましたよ。
でも、一番良くないのは、
お母さん自身がわからないことを
そのまま放置して、
ただでさえも不安定でイライラする
受験期間を、
ますますイライラしてヤキモキ
過ごすことなのではないかなと思います。
だから、どうぞ、質問してください。
だって、日能研のカリキュラムも講習内容も、
学年があがるにつれて、
すーーーっごく複雑になるんですもの。
こっちの落ち度でもなんでもなくて、
普通に保護者会でも
教えてくれないこともいっぱいありますから!
私が聞いて良かったと思ったこと
私が聞いて良かったなと思った具体的な内容としては、
①教室が提示している日特の中に
第二志望の学校が入っていなかったので、
他の教室で受講することは可能かどうか問い合わせた
⇒結果的に、本部系と関東系という系列校の
違いとやらで、越境して受講することは
できないと言われたが、
ダメもとで問い合わせたことであきらめがついた。
②全く興味のない学校の日特の日程について、
そこに無理して出席するよりも、
自宅で志望校の過去問対策をしたいと
申し出てみた。
⇒あっさりOK。
目的がハッキリしてるならどうぞ!と二つ返事。
でも、日特のプリントには、
「休んで結構です」なんて
どこにも書かれていないから、
質問する時はドキドキした。
で、結果的に、志望校の過去問に集中できて、
我が家はこの選択をして大正解でした!
③志望校の問題用紙や解答用紙のスペースに
不安があって問い合わせた。
(市販の過去問の問題の部分は、
スペースなんてないのです。
ギュウギュウに詰め込まれてるから
実際の試験問題の配置とかはズバリわかりません)
⇒昨年の受験生がもってきたと思われる
実際の問題用紙をコピーしてくれた!
これで、問題用紙のここの余白で
計算すればいいねと確認できて、
息子と二人安心できた。
などなど!!
で、↑この質問、すべて、
保護者会でも説明されなかったし、
どのプリントにも書いてありませんでした!
聞いてみてダメなら仕方ないけど、
案外、融通きかせてくれますよ、
ホント、さすが、中学受験専門塾だなって、
そこらへんは感心しました。
質問するときのポイントは
で、日能研で質問する時のポイントとしては
①できるだけ保護者会の機会に質問するとスムーズ
保護者会には、基本的に大体の
教科の先生がいらっしゃいます。
また、先生方も、保護者会の後に、
保護者から質問されることを前提で
いてくださるので、質問もしやすいです。
私は、保護者会の説明を聞きながら、
あとで質問しようと思うことを
箇条書きにしていました。
②勉強方法についての質問は、手紙にする
各教科の先生に、
具体的な勉強方法を質問したくても、
それこそ先生方は授業やら質問対応やらで、
えらく忙しそうです。
だから、電話して不在ですとか言われると、
こちらも恐縮してしまって質問しにくい。
ましてや、電話をかけなおすのもますま申し訳ない。
だから、聞きたいこと、困ってることは、
私はワープロで手紙にしちゃいました。
手紙の最後に「急ぎ聞きたい内容でしたので、
手書きでなくて申し訳ありません」と一筆かいて、
ほぼほぼワープロにしたので、自分も楽でした。
そうすると、先生によっては、
その手紙に書きこんでお返事くれたり、
先生のお手すきの時に電話くれたりしたので、
こちらも気が楽でした。
③要求したら、御礼はしっかりと!!
通常の質問の電話でも、
「お忙しいところありがとうございました」
と御礼を言うのは当たり前として。
例えばですが、
「親の口から言っても息子は聞かない。
先生の口から、こういう風に励ましてもらえますか?」
的なお願いをしたとする。
あとは、「お手数ですが、
〇〇の資料のコピーお願いできますか?」とか。
先生方、当然対応してくださいます。
でも、それを当然と思わないことです。
私は、何かお願い事をしたら、
できるだけ御礼の電話をするようにしました。
「先生が〇〇言ってくださったおかげで、
頑張ってます」
とか、
「〇〇のコピー確かに受け取りました、助かりました」
など。
当然、先生方はお忙しいので、
お礼の電話はかなーり手短に。
②でも言ったとおり、
お礼はワープロの手紙にしたことも何度もあります
(お礼なのにワープロって、とか、
そういうストレスはためたらダメです!)
だって、先生方だって人間ですもの。
やっぱり、お礼言われたら嬉しいですよね。
先生やってて良かったまた頑張ろうと
思えますよね。
そこらへんは、どうぞ、
気を付けてやってみたら、
案外面倒なお願いもしやすくなるのでは
ないかなと思います。
④時には、感情的になってもいい!
私は、先生方に対して、
1回だけ感情的になってしまったことがあります。
(⇒ズバリ、電話でだけど、泣いてしまいました)
感情的というのは、こちらの怒りをぶつけるとか
そういう意味ではなくて、
感情をオープンにしてこそ真剣に
伝わる思いもある、
という、そういう意味です!
これは、ADHDグレーの息子だからこそ
起こった出来事なのですが、
これについては、次回
「日能研にADHDグレーを告白した時」
で詳しくお話ししたいと思います!