【事件3】
夏休み中の丸付けごまかし事件を受け、
息子をギッタンギッタンに叱ったり、
なだめたり、すかしたり、説得したり。
自分もいろいろ反省してみたり。
考え着く限りの、
ありとあらゆる手段を講じたつもりでした。
そして、息子も、さすがに反省したのか、
「次におなじごまかしをやったら塾をやめます」なんて
誓約書を自主的に書いてました。
だが、しかし。。。
夏休み明けの9月だったでしょうか。
後期日特で参加した過去問の答え合わせすらも、
ごまかしてることが判明しました。
自宅に帰ってきて、点数のすこぶる良い答案用紙を見ると、
「あら、この学校、余裕で受かるんじゃない?」
と、良い気になってました。
しかし、後日、先生からコメント付きで帰ってきた回答用紙を見て愕然!
全然、点数、違うじゃん!!
しかし、息子のごまかし方も非常に稚拙で安直。
自分の回答を消しゴムで消した跡がある。
でも、これ、後日バレるのに、どうしてやるの??
そこらへんのツメが甘いのね、子供だけに。
とはいえ、この時の私の衝撃も、相当でした。
「また裏切ったね!」って大騒ぎしました。
で、全ての教科書をゴミ箱に投げつけ、
大げさでなく、2日くらい、寝込みました。
こんな息子、どうにでもなってしまえって、全身の力が抜けて。
で、3日経ったある日、息子が言うわけです。
「ママがいないと僕だめなんだ」
何と情けない!と思いながらも、
なんだかんだ一緒に勉強した記憶があります。
長い長い受験期間で、最もイヤな思い出です。
一応、息子の言い訳的には、
「あんまりにもできなくて(点数がとれなくて)、イヤだったから」
とのこと。
アホかーーー!
でね、その時、改めて思い出したんですよ、
過去問を始める時の保護者会での先生の話を。
「普段の成績に比べて妙に過去問の出来が良い子は、
ごまかしてる可能性があるんですよね。
そういう時は、声かけすることがあります」って。
「早めに気づかないと、取り返しがつかなくなります」って。
保護者会では、先生はサラーっと言ってたし、
「だから保護者のみなさん、気を付けて監視してくださいね
とも言わなかったんだけど、それって、
「受験生あるある」ってことじゃん!と。
今思うと、
暗に「そこらへん、気づいてくださいよ、保護者のみなさん!」
って警告だったのかしら???と。
で、ネットで検索してみたら、
子供の丸付けのごまかしや丸写しで困っている
悩みを相談しているサイトやら知恵袋が、出てくる出てくる。
でね、やっと、やっと悟ったんです。
こりゃ、戦っちゃいけないんだ、って。
これは、相手(=子供)を変えるんじゃなくて、
私が変わらなきゃいけないんだ、って。
前回のブログでも言いましたが、
私がここでこうして苦しい経験を告白しているのは、
自分が愚痴りたいわけでも、
私がどれだけ努力したかを自慢したいわけもありません!!
あくまでも、
「そこのお母さん、あなただけじゃないですから!」
って、声を大にして言いたい、それだけです。
「かなしいけど、子供のごまかしは普通にあることですから」
と、そんなに落ち込まないで、怒らないで、
ということが言いたいだけです。
で、辛い辛い事件の数々の告白は、ここで終了。
大丈夫、対処方法はありますから!!
いよいよ、次回、解決編を語ります!