夏休み明けからいよいよ過去問スタートです!!
夏休み真っ只中、家事に育児にお子様のお世話にと、
本当に毎日おつかれさまです。
受験生にとっての天王山の夏休みとはいえ、
それを支える親御さんの苦労と努力を思うと、
本当に頭が下がります。
さて、そんな状況の中、
大変恐縮ですが。。。
日能研生の場合、夏休み明けから、
とうとう、過去問に取り掛かる
ようにという指示がでます!!
そう、いよいよ、です!
我が家の場合は、いよいよ夏休みが終わろうかという
9月4日のクラス別懇談会(保護者会)にて、
過去問の準備についての具体的な説明がありました。
そこで、
「前もって教えておいてくれれば!」
と思う内容が沢山ありました。
そこから大慌てで準備して大変忙しかったので、
みなさんに事前にお知らせして、
夏休みの少しでもお時間のある時に
準備ができたらと思いこの記事を書きます。
過去問を制するものは必ず受かる!!
そして、前置きとして。。。
過去問の記事は、かなーり長く、
かなーり細かくなることを覚悟してください!!!
なぜかというと。。。
過去問対策を制すれば、
志望校は確実に受かるといっても
過言ではないからです!!!
実を言うと、我が家が、
それを心から実感したからです。
後期テストの結果がふるわない時、
いつまでもできるようにならない問題ばかりで焦った時、
とにかく不安で不安で仕方なかった時。
とにもかくにも、
過去問をやり続けました。
辛くても辛くても、
過去問をやりました。
思えば、後期日特はほとん休んで、
自宅で志望校の過去問をやりました。
過去問で解けなかった問題は、
できるまで、とことん、
直しをやり続けました。
特に自信を失いそうになっていた算数については、
後期になってから何度も何度も先生に相談に行きましたが、
その度に言われたのは、
「もう、過去問をやり続けるしかないです!」
「とにかく、過去問をやりましょう!」
とのアドバイス。
また、先生いわく、過去問を一度も先生に
提出しなかった子は、
どこの学校も受かりませんでした、
とのこと。。。。
受験が終わった後、日能研の先生いわく、
息子は、上のクラスの中で、
一番過去問をこなしていましたねと、
言っていただきました。
でも、その方法は間違っていませんでした。
第一志望校については、
実質、過去問を8年分はやりました。
第一回、第二回のテストがある学校でしたので、
合わせて16年分のテストを
やりきりました。
息子は、全部で7校の受験をしましたが、
息子いわく、一番過去問を多くやった
第一志望校の受験が、
一番簡単に感じた、とのこと。
自分で、パターンがわかっているから、
平常心でのぞむことができた、とは、本人談。
そんな経験があるからこそ、
過去問対策については
格別のこだわりがありますので、
それをあますことなくお伝えしたいと思います!!!
過去問準備の手順
過去問をやるにあたって、
親ができる準備のおおまかな手順を説明しますね。
①過去問を手に入れる(日能研では声の教育社の過去問を推奨)
②回答用紙を原寸大にコピーする
③過去問自体を、キンコーズで裁断してもらう
④年数ごと、回数ごとに分類して、すぐにとりかかれる準備をする
⑤計画表を作る
⑥結果を書き込める一覧表の作成
⑦過去問用ノートの準備
箇条書きにしただけでかなりなボリュームですね。
でも、これこそ、親のできることですので、
どうぞ、夏休み中に少しずつ、コツコツと
準備を始められることをお勧めします!!!
では、順番に説明しますね。
①過去問を手に入れる
中学受検の過去問にもいくつか種類がありますが、
日能研では、黄色とオレンジの「声の教育社」の
過去問を推奨されていました。
そこで、過去問を入手するのですが、
我が家では、最新の過去問は、
6月中旬(2018年度は、6月17日開催)、
声の教育社主催で新宿で行われた
「中高入試 受験なんでも相談会」で
ほとんどの最新刊が販売されていました。
詳しくは、こちらの記事を御覧ください⇒
声の教育社によると、
6月以降、順次最新刊が発売されるとの説明でしたので、
夏休みのタイミングでは、どの書店でも
最新刊が入手できるようになっているのでは
ないかと思います。
うちは、楽天ブックスが送料無料なので、
足りない分はそこでまとめて注文しましたが、
実は、購入してはみたものの、
実際には全く手をつけなかった、つまり、
受験すらしなかった学校が3校もありました💦
受験すらしなかったいうのは、
併願校選びで、受験するかどうするか微妙な判断の
学校については、結果やらなかった、
ということです。
と、結果無駄になってしまうかもしれませんが、
過去問を眺めるだけでも、受験校の出題傾向は
かなりわかりますので、志望校については、
やはり一旦購入しておくことをおすすめします。
ここで、もう一つアドバイスしたいのが、
志望度の高い学校については、
古い過去問もぜひ入手しておいた方がいい、
ということです。
というのも、さきほど、第一志望校については、
8年分やりましたとお話ししました。
でも、声の教育社の過去問は、
大体多くても5年分しか載っていません。
ということは、
もっと昔のものがやりたいという場合は、
古い過去問を入手するしかない、
ということです。
ちなみに、息子の算数の担当の先生は、
「かつて、女子の御三家を志望している子が、
どこから探してきたのがか、
過去問を15年分やりました。
結果、その子は見事受かりました」
とのお話しがありました。
御三家のような、
初見の問題のオンパレードのような学校でも、
やはり、過去問対策が有効だという証ですね。
私は、古い過去問は、
ネットオークションであるとか、
ブックオフオンラインなどで
入手しましたが、
自分の希望する年度のものがないこともしばしばなので、
これについては、辛抱強くチェックしたりして、
手に入れられるようにされたらいいかと思います。
とはいえ、こちらも、結果使わなかった、
やる時間はなかった、
ということもあると思いますが、
あると安心ですよね!!
この過去問を、息子本人には事前に見せてはいけないため、
私は息子のいない時にじっくりと眺めていました。
そして、ある日、自分で解いてみたところ。。。。
すると、まあ、解けないこと解けないこと(;・∀・)
改めて、中学受検って、
本当に高度なことを勉強しているんだな、
息子の頑張りってすごいんだなと、
感心しつつ、いつも息子にあれこれと偉そうに
言っている自分が恥ずかしくなりました。
②回答用紙を原寸大にコピーする
次に、回答用紙を原寸大にコピーします。
ぜひ、時間のある夏休み中に、
どんどん進めることを
おすすめします!!
それにあたって、そもそも、
過去問については、
細かく決まった基本きまった提出方法があります。
・振り返りノート、もしくは分析シート
- 取り組んだ過去問の問題
- 回答用紙(採点したもの)
- 解答・解説
これらを、必ず、1教科毎、
1回分毎に分けたうえで、
全てひとまとめにして、
クリアファイルに入れて、
各教科担当の先生に提出する、
ということが決まりでした。
ちなみに、1つのクリアファイルには、
1教科の1回分だけしか入れはいけない、
つまり、何年分も1つのファイルには入れてはいけない、
というのが決まりでした。
それにあたって、
問題やら回答用紙のコピーについては、
保護者の方にご協力をお願いしたいです、
と、9月4日のクラス別懇談会(保護者会)
で話しをされ、
そこから大慌てで準備していると、
本当に大変です。
親が前もってジャンジャン
準備できる部分があるので、
詳しく説明しますね!!!
声の教育社の過去問には、
回答用紙が、別冊として添付されています。
ただし、これは各学校で実際に使用される
原寸大の大きさではありません。
声の教育社の場合は、右のスミの方に、
「原寸大にするには、〇〇%で拡大してください」
と注意書きが書いてあります。
そして、日能研からも、
回答用紙は原寸大にして
コピーしてください、
との指示があります。
そこで、ひたすら、指示通り、
延々、コピーしましょう。
私は、たまたま近所の100均のコピーが
1枚5円と安かったので、
そこに、昼間の時間帯通いました。
ちなみに、最近調べてみたら、
ネットで「5円コピー」と検索すると、
5円コピーできる店舗を検索できるのですね!
なんて便利なのかしら♪
教科によって、
用紙サイズも拡大率も異なるので、
何度も失敗しながら、黙々とコピーしました。
後ろに並ぶ人がいる時は、
「お先にどうぞ」を譲りながら、
延々やりました。
1校分、つまり、1冊分やるのに、
1時間くらいはかかってしまって
いたような気がします。
ちなみに、ひょっとしたら直しの時に使うかな?
と思い、念のため
回答用紙のコピーを2枚ずつとりましたが、
これは不要だと思います。
というのも、もし間違えた問題があれば、
当然、やり直しや解きなおしを行います。
それは、本当に本当に重要なことで、
絶対やるべきことなのですが、
全ての問題を通しで2回やるということは、
我が家ではやらなかったので、
念のためお知らせしておきます。
③過去問一冊を、キンコーズで裁断してもらう
次に、●問題、●解答&解説
の準備です。
繰り返しますが、
やった過去問を提出するときのルールは、
・振り返りノート、もしくは分析ノート
- 取り組んだ過去問の問題
- 回答用紙(採点したもの)
- 解答・解説
これらを、必ず、1教科毎、
1回分毎に分けたうえで、
全てひとまとめにして、
クリアファイルに入れて、
各教科担当の先生に提出する、
ということが決まりです。
これを、各科目ごとの先生に、提出します。
つまり、算数の問題を解いたら、
算数の先生に、
算数の問題1回分だけを入れたクリアファイルを提出する、
という流れです。
*数回分の過去問を一度に提出するのはOKですが、
その場合は、やった回数分のクリアファイルを
用意することになります。
そこで私が考えたのは、
声の教育社の過去問冊子そのものを
クリアファイルに入れて、
そこに回答用紙をつけて
提出してもいいのかなー?
そうしたら、問題や解答解説をいちいちコピー
しなくてすむし。。。
と、思い思い問い合わせたところ。。。
声の教育社の過去問冊子そのものを
提出することは、不可とのこと。
先生のところには、
何十人もの生徒が過去問を提出する。
そこで、過去問の冊子そのものを
提出されてしまったら、
先生も持ち運びできない・・・とのこと。
なるほど、それは先生も気の毒だわと納得。
でもしかし!!
まさか、この何百ページもある冊子を
全てコピー!!!???
いや、絶対に、むーーーりーーー!!!
ということで、
我が家は、過去問冊子を、
キンコーズという文具店で
裁断してもらいました。
そして、その用紙をそのまま
先生への提出用に使いました。
キンコーズは、名刺の印刷や製本などを手掛けている会社。
全国に店舗があるので、どうぞ探してみてくださいね。
ちなみに、キンコーズでは、
本の厚さ1センチあたり100円のお値段で
裁断してくれました。
仮に、1.5cmの厚さの場合は、
切り上げて200円。
よって、声の教育社の過去問は、
大体1冊あたり200円から300円くらいで
裁断してもらえました。
④年数ごと回数毎に分類し、
子どもがすぐにとりかかれる準備をする
③で紹介した裁断をすることによって、
これで、問題と解答&解説を
丸々コピーしなくて済む!
といったら、そういうわけではなく💦
裁断してもらったものをもとに、
1年分ずつ仕分けしていけばいいのですが。。。
そのまま仕分けできるわけではなく。
というのも、声の教育社の過去問は、
科目によってページが分かれているわけではありません。
つまり、ページ途中で他の教科の問題が
印刷されていたり、
また、紙の裏表に印刷されているから、
科目がまたがっていたりするわけです。
ということは、科目ごとにファイル分けして
提出しなければいけないので、
ページ途中になってしまう
問題、解答&解説の部分だけは、
結局自宅でコピーをとることになりました。
わかりにくいといけないので、
図に示すと、こんな感じ⇓
わかりますでしょうか??
・・・と、なんだかんだ、
かなーーーーり
面倒くさい作業ではありましたが、
丸々全部コピーをとることに比べたら、
キンコーズで裁断してもらって
大分楽だったと思います。
ちなみに、第一志望校だけは、
裁断してバラバラになってしまうと、
後で見返ししたいときに不便かなと思い、
最新版の過去問だけ、
もう1冊購入して保管しておきましたが、
解いた過去問をきちんとファイリングして
とっておけば特に困ることはなく、
もう1冊購入する必要はなかったかもしれません。
今回の記事は、ここまで!
って、ここまでで、相当な労力なので、
ここまでできれば、
夏休み明けからの作業が、
かなーり楽になることは確かです!!!
次回の記事では、
⑤計画表を作る
⑥結果を書き込める一覧表の作成
⑦過去問用ノートの準備
についてご説明します!!!