4.理科
夏休みに親ができること編、続きます!
今回は、理科の
「夏休み中に絶対やっておくべきこと」
をお伝えします!!
ただし、残念なことに、理科については、
あまり良いアドバイスができる気がしません。。。。
というのも、ここだけの話、
私は、日能研の、息子が6年生の時の理科の
先生が大嫌いでした!
(真実なので、敢えて言い切っちゃう😠!)
先生なのに面倒くさがり屋で、
言葉使いが乱暴で、
子どもに対しても不親切で。
見るからにやる気のない先生で、
一緒に話していても、何度も不愉快な思いを
させられた先生でした。
そのせいで、理科が好きだった息子は、
6年生になってから、
理科が好きではなくなってしまいました。
なので、もっと良い先生だったら、
こんな勉強法が良いよと教えていただけたのかもしれない、
と思うと、ベストなアドバイスができる自信がない、
ということです(;´Д`)
と、夏休みにできることをお伝えしようという、
せっかくのアドバイスの記事ではありますが、
日能研でもこういう先生がいるんだよ、
皆さんもそんな経験あるでしょう、
でも大丈夫、そんな先生に負けないで!
たとえ良くない先生が担当だとしても、
親御さんのフォローとお子さんの頑張りで受かりますよ!
というメッセージを込めて、
我が家の夏休みの勉強方法を
お伝えしますね!!
夏休みにやることの優先順位
そこで、夏休みに、何をやるかですが。。。
優先順位で書くと、
①夏季講習テキストの共通問題
②メモリーチェック
③①~②の結果に応じて、
弱点強化のために6年前期の栄冠のやりなおし
④夏季講習テキストのコース別問題
算数でも、基礎固め、弱点強化を最優先に、
とお話ししましたが、理科もそれは同じ。
得意分野を作るというよりも、
不得意分野を作らないように、
メモリーチェックや共通問題をやりながら、
何がわかっていないかをハッキリさせて、
必要に応じて栄冠や本科テキストに戻って
復習を繰り返す、という方法をとりました。
理科と社会は、差のつきにくい教科です。
差がつきにくい、ということは、それだけ、
受験生のみんなは、
そこそこ勉強してきているということです。
逆の言い方をすれば、
ある程度の勉強をしていれば、
つまり、不得意分野さえ作っていなければ、
合格最低点である6割程度の点は
とることができますから、
やはり、基礎を固めるということが
何より大事だと思いました。
どうしてメモリーチェックの優先順位が2番目なのかというと
どうしてメモリーチェックが2番目の優先順位なのかというと、
そもそも、理科のメモリーチェックは、
内容がかなり簡単で基礎的すぎるのです。
(とは、理科担当の先生談ですが、私もそう思いました)
なので、理科のメモリーチェックは、
夏季講習テキストと平行して、
スムーズに解けるようになってほしい
レベルのテキストです。
ので、ここでできていない問題があるとしたら、
それは必ず弱点強化すべき単元、ということですね。
①夏季講習テキストの共通問題
③①~②の結果に応じて、
弱点強化のために6年前期の栄冠のやりなおし
ということで、最優先すべきは、
夏季講習テキストの「共通問題」が、
確実に得点できるようになっていたい問題です。
共通問題については、
夏季講習の授業中でやらなかった問題は
子供にチェックさせて、
必ず翌日には自宅でやらせました。
ここは、取りこぼしがあっては困りますから。
と、ここで、 さきほど申しあげた、
弱点強化にうつっていくわけですが。。。
弱点強化というのは、
当然簡単なことではなく、
案外壊滅的にダメな単元というものが
判明していくわけです。
ちなみに、うちの息子は、「電流」と「水溶液」の単元が、
かなーーーり苦手なことが判明しました。
(まあ、苦手な子が多い単元ではありますが)
そこで、我が家がやったのは、やはり、基本に戻る事。
つまり、苦手単元については、
6年前期の本科テキストを見直し、
栄冠の問題をもう一度やり直しました。
特に、電流については、とにかく基本の解き方も
あやふやな様子だったので、
これはいけないと焦り、
さすがに私もYouTubeなどで勉強しました。
本当は、子どもに勉強は教えないと決めていたけど、
(単なるイライラ防止のためですが)、
こればかりは、致し方なく。
授業を真面目に聞いていなかった息子が悪いのですから。
まあ、それにしても、電流は、
私でもはじめは頭がこんがらがったので、
息子がきちんと理解していないのも無理はないとも
思いましたが(^-^;
そして、解き方をしっかり守るように
言い聞かせたら、あとはひたすら反復練習。
電流の問題は切り貼りして、
夏休み中に3回くらいはやりました。
それでも心配で、夏休み明けも、数回やり直しました。
とにかく、できるまで、何度でも。
水溶液についても、一覧表を再確認して、
何度も覚えなおさせました。
視覚化が、理科の勝敗を決める
そして、弱点強化をすると同時に、
理科の勝敗を決めると思ったのは、
グラフや図に、
しっかりと書き込んで解くこと。
長い問題文を、
目に見える形に書きなおすこと、
つまり、図や記号にして視覚化することです。
例えば、電流であれば、
抵抗の値を、頭で計算するのではなく、
図に当たり前のように数字を書き込む、
ということです。
これね、当たり前のようでいて、
うちの子、全然書き込まずに頭で計算したりしていて、
ホント、ビックリするやらあきれるやら。
なぜか、頭でできるって思っちゃうんですね、
私には理解できませんが。
そんな子供に、親ができることとは?
ということは、
夏休み中に親ができることと言うのは、
その作業を、子どもがやるようになるまで、
ひたすら言い続けることです。
これだけは、理科担当の先生のアドバイスで納得したことですが、
「理科は視覚化がものをいう。それができた子が受かる」
と言っていました。
私も、その点については、その通りだと思いました。
複雑な文章、細かい表やグラフを目の前に、
手を動かさずにじっと見つめていても、
今時の複雑な受験問題は解けないのです。
しかし、その重要性を知っているのは先生と親だけで、
当の子供はというと、
やらない子はやりません。
いつまでも、やりません
言わなければ、きっと、永遠に、やりません(笑)
うちの息子も、その部類の人間だったので、
手を動かさずに、ただじーーーっと問題を見つめる、
そんなやり方をいつもしていました。
それではいけないのだ、それでは解けないのだ、
それでは受からないのだと、
何度言っても、やりませんでした。
それで点がとれなくても、
本当に頑固に、やりませんでした。
でも、それを、あきらめずに、私は言い続けました。
何度も、何度も。
だって、言い続けられるのは、やはり
親しかいないと思ったから。
だから、私は、言い続けました。
「次のテストでは、必ず絶対に
図や表に書き込んで。
それだけを気を付けてくれたらいいから」
とお願いをしました。
それで言った通り書き込んで正解をとった時には、
大げさに褒めました。
「ほら、書き込んだから、正確に解けたんだよ!」
と褒めました。
それでも、すぐにやるようになったわけではなく、
徐々にです。
それでも、受験本番には間に合ったのですから、
やはり、言い続ける。
親があきらめずに言い続けることは、
大変大事なことだと思います。
自習室よりは、自宅学習を絶対おススメします!!!
以上、4教科についての、
「夏休みにできること」
をアドバイスさせていただきました。
毎日のご飯作りからお弁当の用意まで、
本当におつかれさまです。
でも、この夏休みが明けたらあっという間。
どうぞ、夏休みもまだ前半ですので、
早くお子さんたちのペースがつかめることを
祈っています。
あと、これは個人的なアドバイスですが、
夏休み中の非常に大切なアドバイスを一つ。
ずばり、可能な限り、
夏休み中日能研の「自習室」
は使わせないことですね。
私がたまに日能研に顔を出すと、
本気で取り組んでいる子は半分くらい。
半分くらいの子は、なんとなく緊張感のない感じで
集中もいま一つに思いました。
まあ、それも当然ですよね。
子どもがただ一人、長時間にわたって
集中力を保つなんて土台無理な話ですし、
塾の先生はお子さんが集中してるか
どうかなんて、
そんなとこまで見てくれませんから。
それであれば、自宅で、親御さんが見守りながら、
やる時はやる!
休む時はしっかり休んで、
また集中して勉強する!を繰り返した方が
絶対に効率が良いに決まってます。
子どもは、ごまかす生き物です、だって、面倒くさいから
あとは、自習室を使わずに自宅学習にして、
回答を親御さんがきちんと管理する&
可能な限り答え合わせに付き合う、
を実践すれば、
「答えをごまかす」という、
子どもの「あるある」も未然に防げます。
自習室で黙々とやってると思ってたのに、
夏休みが明けてみたら、
実は答え丸写し、なんてわかった日には、
目も当てられませんよ。
子どもは、親が見てるよってこと、
きちんと伝えたのが絶対いいと思います。
とはいえ、親御さんも昼間のご自分の予定が
ままならないのは非常に大変だと思います。
でも、お子さんが午後の授業に出かけてから済ませられる
用事であれば、どうぞ、お子さんの側にいてあげてほしい、
それだけで子供はがんばれるのです。
受験生も、親御さんも、ここが正念場!!
私も、心から、応援しています!!!!!
次回は、夏休み明けからいよいよ始まる、
過去問について親が準備できること、
また、後期の授業やテストの様子について
順番にお話しします😊!!!