ご無沙汰しております!
大変、大変長らくご無沙汰しております。
みなさん、お変わりありませんか、
お子さんも、おやごさんたちも、お元気でしょうか。
この半年近く、本当に大変でしたよね。
大変じゃないご家庭はなかったですよね。
で、私、今年に入ってから、めでたく再就職しまして、
そして、約半年で一旦クビになりまして(笑)、
また、先月から新しく再就職しました(笑)!
働くって、とーーーっても大変。
でも、働けるって、とーーーーってもありがたい。
これが、半年の感想です。
下の娘を妊娠してから7年近く専業主婦だったのですが、
久しぶりに働き始めて、いろいろな変化に気づきました。
私の変化
まず、自分の変化としては。。。
●生活に張りがでる
●身なりに気を遣うようになった
●お金のありたがみを知る
●働くって本当に大変!旦那さんに対して改めて感謝の念がわく
と、良い気づきがたくさんありました。
子供たちの変化
で、大きいのはここから。
子供たちにも、明らかな変化がみられるようになりました。
●基本的に、とても応援してくれる
●基本的に、とても協力的
●基本的に、とても心配してくれている
全てに「基本的に」がつくのは、ゲーム中は
別ですよ、何も聞いてませんよ、ってことで(笑)
結論からいうと、とてもいい変化です。
子供たちは、私は仕事で忙しいからと、
洗濯物をたたむとか、簡単な食事の準備とか
(食器を出すとか)、
そんな程度のことは気持ちよく手伝ってくれます。
そして、私が集中している時は、
できるだけ邪魔しないように、それなりに気を使ってくれます。
そして、私が無理をしていそうな時、
疲れた顔をしていると、とーーっても心配してくれます。
私は、仕事は大変だけど、とてもありがたいことなのだと、
子供たちに伝えています。
一旦クビになった時も、パワハラ全開なことをされて、
私は相当落ち込んでいたのですが、
そんな時に中二の息子(かつて、ADHDだった息子のことね)
が言った一言は、一生忘れられません。
「仕事で困ったことがあったら僕に言うんだよ」
は!?
なに、それ、お母さん、泣いちゃうじゃん、
ほら、泣いちゃった。
具体的な話はしたことはなかったけれど、
心配しつつ、応援してくれているのだなと、
胸に熱いものがこみ上げてきました。
で、クビになったこと、
いろんな職場があって、いろんな人がいることを
簡単に話しました。
もちろん、具体的な悪口は飲み込んで。
(悪口は旦那が聞く担当笑)
そして、あきらめず再就職活動をしたら、
前職の頑張りを認めてくれる職場に出会い、
現在に至る、です。
で、これまた正直に話しました。
つらい職場もあったけど、自分にウソをつかずに努力したら、
それを認めてくれる職場に出会えたよ、
人生いろんなことがあるけど、
無駄なことは何もないから、
自分を信じて努力することは本当に大事なことだね。
・・・と、話しました。
「ふーん」というノリで聞いていましたが、
それでも、子供たちは私に対していつもあたたかく、
夜遅くまでパソコンに向かっていると、
「もうやめなさい!休まないとだめよ!」
と注意してくれたりします。
働く親の姿をみせて、子供たちにも学んでほしい!
・・・と、私が何を言いたいかというと、
私は、受験というのは、
人生のスタート通過点に過ぎないと思っていて、
結果的には、子供たちが自立した生き方のできる人間に
なってほしい、それが一番の願いなわけです。
そのために、大金はたいて、
労力かけて、協力してきているわけです。
良い大学出て、
良い会社に就職して、
でも気づいたらニートになってましたじゃ、
全然幸せじゃない。
だって、大事な大事な我が子の行く末を、
延々と心配し続ける人生なんて、最悪ではないですか。
だから、仕事のちょっと大変そうなところも
(本当はすごく大変だけど)、
仕事でお金が得られると、
美味しいもの食べられたり時々ゲームを買ってあげたりできることも、
仕事に行く時は少しおしゃれしていくことも、
ママは仕事して人生豊かになってるよありがたいねってことも、
子供たちが旦那や私を見て感じてくれて、
私達もそうなっていくのかな、
働くって当たり前のことなんだね、
そしてありがたいことなんだねって
思ってくれることを、
大いに期待しているのです。
自立を想像する息子
私は、将来の職業を子供たちに押し付けることはしていませんが、
息子にだけは、就職して2年経ったら一人暮らしをして自立
していきなさいと宣言しています。
すると、息子は、会話の中で自然と
「家賃って普通どれくらいするのかなー?」とか
「僕が一人暮らしする時は、食器とか持って行ってもいい?」とか、
「自分の部屋の家具は無印良品で揃えようかな」とか、
もう将来のビジョンを具体的に描いているようで、
とても、頼もしい。
一人暮らしでどれくらいかかるのかは、
紙に書いてシュミレーションしましたよ。
家賃これくらい、光熱費これくらい、
ケータイ代これくらい、そしたら、自由になるお金は
案外少ないね~なんて話してみました。
これが、あの、ピーピー泣いて、
人の話を全然聞かなくて、
周りに迷惑かけまくって私が頭下げまくって育ててきた我が子が、
ちゃんと将来のビジョンを描けているのは、
とてもうれしくて。
「うん、応援してるよ!」
と、明るく答えてます。
「いろいろ節約も大事だけど、
時々はご飯食べに帰っておいでよ」
とか、声をかけてます。
今回は、私が働いたことによる、
子供たちの良い変化のお話でした。
とはいえ、受験生の親御さんたちは、
まずは無理をしないでくださいね。
受験生のお世話をするのは、そりゃあ大変な労力ですから。
そして、働いている親御さんたちは、
どうぞ、ご自分を大切に。
その後ろ姿を、お子さんは必ず見ていると思います。
次回は、
「とうとう始まったよ、中二の息子の思春期」
のお話をしたいと思います。