ADHDグレーゾーン息子ママの、中学受験全合格体験記!!

ADHDグレーゾーンの息子だけど、なんとしても中学受験を成功させたい!と猛奮闘、2019年度の中学受験で、首都圏の有名中学7校全て(立教新座、明大中野、明大八王子、開智、芝浦工大柏、専修大松戸、獨協埼玉)の合格を果たした成功体験記!わからないことは即調査!為せば成る!思い立ったら即行動!を合言葉に、鼻息荒いママバオー母と心優しい息子の二人三脚の道のり、その秘訣と秘密の全てをお教えします!日能研の役立ち情報も目一杯載せてくよ!

テストの振り返りは、絶対絶対親がフォローしよう! ~その1~【どれだけテストなおしが大切か】

テスト直しは本当に大事!

6年生になり、ほぼ毎週のようにテストがありますね。

毎日の塾通いの合間にやらなければいけない

テストのふりかえり、直しって、

本当に大変ではないですか(-_-;)?

何気に、ふりかえりができずに、

たまってしまってるご家庭も多いのでは

ないでしょうか?

 

 

 

でもでもでも。。。。!!

 

 

このテスト直しを、

親がフォローしてあげること、

これがめっちゃめちゃ大切なんです!

それは何故か!?

ズバリ言いましょう!!!

 

 

 

テストのフォローは、

日能研ではほぼほぼやってはくれないからです!!!

 

 

 

テストというのは、結果を見て一喜一憂するものではないとは、

みなさんも聞いてらっしゃることと思います。

そう、そのとおり。

 

 

 

6年生になると、テストの難度は上がり、

後期のテストなんて、もう、

今までやってきたこと全てが覆されてしまう

のではないかという勢いの難しさ。

我が家も、焦りました。

我が家も、泣きました。

 

 

 

でも、テストの意味って何だとおもいますか?

それはつまり、「子供が今できない事は何なのか」

「子供が間違えてしまう理由は何なのか」

を教えてくれるツールなのです。

 

 

 

逆の言い方をすれば、

テストの中でできなかったものを

できるようにする

→できない原因を探って次の反省点とする

→本番の受験で必ず受かる、

という仕組みなのです。

 

 

 

日能研では我が子の間違える原因は分析してくれない

でも、繰り返しますが、悲しいかな、

日能研では、我が子が間違える原因の

分析はしてくれません。

 

 

厳密に言えば、データとして、

計算問題は正答率が良いとか、

図形問題は正答率が悪いですねとか、

そういったデータは簡単に出すことができます。

 

 

でも、個人個人に、

「あなたの間違えるパターンはいつもこれ」

「そもそも、間違える原因はこれだよ」

「次からはこういうやり方をすればできるようになるよ」

と、事細かにマンツーマンで

教えてくれることはないのです。

 

 

具体例で説明しましょう

例えば、図形問題の間違いが多いなと気づいたとする

→日能研のデータ上は、

 図形問題の正答率が悪いとしかわからない

→実際受けたテストの問題用紙に

 書き込まれた息子自身の計算式や筆算、

 補助線などをよく見る。

→すると、計算方法も合っているし解き方も合っているのに、

 単純に、何カ所かに分かれた、

 求めるべき面積部分を漏れなく

 足し忘れることを単純に忘れている

 

 

とか、そういうことが初めて気がつくのです。

 

 

同じように、国語の例。

国語で抜き出し問題をよく間違えることに気づく

→日能研のデータでは、

 抜き出し問題の正答率が悪いとしかでない

→でも、子供の回答用紙をよく見ると、

 抜き出す言葉自体は合っているのに、

 漢字を正確に写せていないことが原因だった、

 ということに気づく

つまり、 本文中の「太郎は悲しく言った」が抜き出し部分として、

「太朗(郎〇、朗×)はかなしく(悲しく〇、かなしく×)言った」

と答えたら、

それは不正解、ということです。

 

 

ちなみに、上記の例は、

いずれも我が子の間違える常套パターンでした(#^ω^)

 

 

 

しかし、これは、実際のテストの問題用紙に

書き込まれた子供の鉛筆の跡や、

回答用紙と正解をよくよく照らし合わさなければ

気がつけないこと。

だから、日能研が分析できないのも無理はない話。

 

 

 

そして、本当に大事なのは、

間違いパターンに気づいた後、

その結果を見つめ直し、

じゃあ、次はどうしたら間違えなくなるかを

考えることなのです。

 

 

 

つまり、上の例で言うと、算数の図形問題の間違いは、

面積を計算し終わった部分は必ず斜線をひくことにする、

とか、

国語の例でいうと、抜き出しを書き写す時は、

左手で本文の抜き出す場所を指差し確認しながら

一文字ずつうつすことにする、

とか、

そういう具体的な対策をたてる。

そして、実行すれば確実に成績は上がります。

 

 

日能研の先生もおすすめの効果的な勉強法だけど。。。

原因に気づく⇒対処方法を考える⇒実行する

というこの方法は、息子が入塾した小3の時にも、

小4の時にも、日能研の先生から言われた効果的な

勉強法ですが、

これがいかに大事かは、高学年になるにつれて

実感していきました。

 

 

で、しつこいようですが、

対処方法の提案も、

日能研ではやってくれません。

 

 

でも、これを、やらないと、受かりません。

でもでも、やれば、受かります。

 

 

 

 

 

子ども自身が分析できるかってそれは無理

日能研がそこまでの細かい分析やら

対策やらをたててくれないなら、

じゃあ、子ども自身がそれをやったらいい!

 

 

・・・正論です。

そうです、それができる子なら、

こっちも苦労しません。

そもそも、成績で低迷することもないでしょう。

 

 

でも、相手は子供です。

そもそも、自分の間違いに対峙すること自体避ける生き物です。

「次、気を付けりゃいいでしょ」と口だけ言う生き物です。

 

 

それができないから、

なかなか、成績が上がらないのです。

それができたら、親は、苦労しません。

 

 

しかも、テスト結果を見て、

分析や対策を立てるのに、

私は1時間以上は軽くかかりました。

 

 

塾通いして疲れている子供に、

これをやるのは、

そもそも無理と、

私は、割り切っていいと思います。

 

 

ミスは簡単には直らないと心得よう

そして、親が出してあげた分析結果なり対策結果を、

子供に伝える

一緒に解きなおす

⇒子供自身が自覚してがその部分を直せるようになる

⇒成績が上がる、

という単純な法則が成り立てば、大成功。

絶対、受験は受かります。

 

 

 

でも、相手は子供。

そんな簡単には直りません。

何度でも何度でも同じ間違いを繰り返します。

それこそ、アホみたいに、何度も。

 

 

 

親が何度指摘したところで、

こちらのアドバイスなど、なかなか聞きません。

つまり、先程話したような、

面積を求めた部分に斜線を引くとか、

指差しをして抜き出しをするとか、

やればミスがなくなるのに、

それを、やりません。

で、また、同じ間違いを繰り返す。

 

 

 

そう、あなたの旦那さんが、何度言っても

便座を上げっぱなしにするとか、

何度も言っても電気をつけっぱなしにするとかと同じ。

それ以上に最もやっかいなのが、

子供自身が、自分の間違いパターンをなおす、

という行為なのです。

 

 

 

 

当然、腹が立ちます。

何回言わせるのって、苛立ちます。

いい加減にしろと叱ります。

 

 

 

自分のミスのパターンを直す、

それができた子が、受かります。

つまり、当たり前の問題を落とさなければ、

大体の学校では、6割の正答率はとれるのです。

つまり、ミスをしない子が、受かるのです。

 

 

 

。。。と、そんな話を何回しても、

子どもの心には、

なかなか響きません。

 

 

 

我が子は、特に、そういう点では、

本当に本当に頑固に直そうとはしませんでした。

◯◯したらミスしなくなるよと、

何度言っても、わかったよと口だけ返事して、

◯◯の部分はしつこくしつこくやりませんでした。

いつもと同じミスで、

毎回何点も落としてしまってるよとわかっても、

同じミスをしたら受験は受からないよとどんなに脅しても、

とにかくしつこく直しませんでした。

 

 

 

普段の生活でも、

口では「はーい」と素直に返事しておいて、

やらないとか、忘れるとか、話を聞き流すとか、

そんなのはしょっちゅうだったので、

性格といえば性格です。

でも、このミスが、命取りになるかもしれない。

このミスを直せば成績が上がるとか、

このミスを直せば行きたい学校に行けるとか、

そういう想像力が、息子には欠如していたようです。

 

 

でもね、よくよく考えてみてください。

あなたも、ご自身の性格の欠点を

なおすことってできますか?

例えば、私自身にあてはめると、私には

「せっかち」という大きな欠点があります。

それは自分でも自覚していて、

結果イライラすることで家族にも迷惑かけることも多い。

直してほしいと、家族は絶対思っているし、

私も直したいと思っています。

でも、それがわかっていても、

私が「のんびり屋」な性格に変わることはできません。

 

 

つまり、性格を変えることはなかなかできないけれど、

できるのは、行動を変えることだけ。

焦った時、イライラした時、

上手に周りに頼るとか、

後回しにするとか、

行動を変えることしかなかなかできません。

 

 

それくらい、子どもにとっても、

間違いをするということ=性格の欠点は、

そうそう変わることではない、

つまり、なかなか直るものではない。

そう心得てしまうしかないと思うのです。

 

 

 

親だからこそ、何度も注意してあげられる

たまりかねて、塾の先生から何度か進言してもらっても、

直そうとしない息子。

 

 

じゃあもう、そんなの言っても仕方ないじゃん。

言っても無駄じゃんと、私も思いました。

 

 

 

だって、そもそも、テストなおしも、

ふりかえりも、次回への対策も、

本来は息子自身がやるべきことなのですから。

 

 

 

でもね、でもねでもね!!!

それを、あきらめず、何回も何回も

言ってあげられる、

それは親以外いないと思うのです。

 

 

そして、言い続けるしかないんです。

言い続ける人=親が必要なんです。

 

 

そして、子供が、ある時から、

少しずつ直すようになって、

少しずつ間違えないようになって、

それを、気づいて、褒めてあげたりできるのも、

親なんです。

 

 

そう、塾はね、褒めてなんてくれません。

頭の良い子なんて、一杯いますから。

出来ない子は、置いてきぼりです。

 

 

だからこそ、親はあきらめないことです。

辛いと思うけど、イライラすると思うけど、

そこは、耐えてください。

子育ての、正念場だと、思うしかないと思います。

 

 

 

塾の先生にも、何度も何度も相談しました。

「何度言っても直そうとしません」

と、なきつきました。

塾の先生には、「間違えることがクセになってますね」

と言われました。

 

 

更に日能研の先生に言われたのが、

「子供自身が気づいて、

心の底から直そうと思うこと、

実行するしか方法はないのですが、

そう思えるのは、案外受験の間際だったりする

こともあります。

あ、これじゃ受からないといよいよわかった時に

なって初めて直そうと努力するとか、

そういうことはよくあります」

とのこと。

 

 

 

で、うちの息子も、直前の直前まで、

懲りずに同じ間違い、何度もやりました。

先生が言ったとおり、

本気で直すようになったのは、

過去問をやり始めた9月から、

やっと少しずつ直すようになった気がします。

 

 

で、本当の本当に、

本番の試験直前には直したのだと思います。

 

 

だから、結果受かったと思うと、

言い続けて良かったと思うし、

それは、親の役目だと思うのです。

そう、お父さん、お母さん、

あきらめずに、言ってあげてください。

そして、大変だけど、

テストの分析だけはやってあげてください。

 

 

 

 

次回は、具体的なテストのチェック法を順を追って

細かく説明いたします!!