ADHDグレーゾーン息子ママの、中学受験全合格体験記!!

ADHDグレーゾーンの息子だけど、なんとしても中学受験を成功させたい!と猛奮闘、2019年度の中学受験で、首都圏の有名中学7校全て(立教新座、明大中野、明大八王子、開智、芝浦工大柏、専修大松戸、獨協埼玉)の合格を果たした成功体験記!わからないことは即調査!為せば成る!思い立ったら即行動!を合言葉に、鼻息荒いママバオー母と心優しい息子の二人三脚の道のり、その秘訣と秘密の全てをお教えします!日能研の役立ち情報も目一杯載せてくよ!

合格の報告をするしない問題

気になるなら、知らないに越したことはない

 

 

息子の進学先を決めるにあたり、

日能研の先生、親業の先生、

スピの先生、友人、他、

数多くの方々に助けていただいた話を

してきました。

 

 

ですが、

それは、私にとって本当に

信頼する方々でありまして。。。

 

 

 

ずーっと以前も言いましたが、

私は、ママ友などに、不用意に

受験のことは話さないように極力

注意してきました。

 

 

 

それは、敢えてです。

⇓過去の記事はこちら⇓

www.adhd-gray-mama.com

 

 

そして、その方針は最後の最後まで

守りました。

 

 

そして、息子にも、

きつく緘口令をしきました。

 

 

「自分がの受験結果について、

絶対、絶対だれにも言わないでね」

と。

 

 

「誰かに合否や進学先を聞かれても、

『がんばってます!』と答えて、

それ以上のことは話す必要ないからね」

と。

 

 

 

それは、最終的な進学先も含めて、

1月中に合格した途中経過においても、

自分から言わないのはもちろん、

聞かれても答える必要はない、

としつこく言ってきかせておきました。

 

 

 

それは、小学校の中には、

同じ受験生の子がいるわけで、

その子たちが

他人の結果を聞いて心を乱されることが

あってほしくないと思ったのです。

 

 

 

そして、私自身も息子にも、

そういった友人の結果を聞いて

心乱されることにはなってほしくないと

ずっと思ってきました。

 

 

 

子どもの受験という、

子どもにとって本当にデリケートな話題を、

噂する自分も嫌だったし、 

噂されることももちろん嫌だったから。

 

 

だって、合格したとか

しなかったとか、

不合格だったとかなんだとか、

それを噂されている子供自身の

気持ちを考えたら、

いや、それはそっとしておいてほしいよと、

私はそう思っています。

 

 

ましてや、身近な友人知人のお子さんの

合格不合格という話題ともなれば、

ついつい自分の子供と比べて

焦ったりしてしまうのは、

人間仕方のないこと。

 

 

・・・であれば、

最初から知らない、聞かない、

話さないに越したことは

ないと思うのです。

 

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知らない方がいいことってある!

我が子が負ける日もあるのですから 

 

更に、かっこつけた言い方をするようですが、 

私は、息子には、自分の合格を

不用意に自慢するような配慮のない子

ではあってほしくないと

思っていました。

 

 

あなたは、あなたの戦いをすればいい。

誰かに勝ったから合格するのではなく、

自分で精一杯やったと思えば、

合否結果はどうでもいい。

 

 

私は、受験前最後の1か月くらいは、

息子の延々そう言い聞かせていました。

 

 

なぜなら、息子は、

後期のテストでどんどん成績が

下がり、どんどん自信を失っていたから。

 

 

 

席順がどんどん後ろになるにつれて、

「僕って大丈夫なのかなあ」

と表情を暗くしていたから。

 

 

そんな時、私は言いました。

 

 

 

「今の日能研のクラスのみんなは、

全員同じ学校を目指してるの?

 

 

 

誰がどの学校を志望しているのか、

ママは全く知らないけど、

クラスのみんなが、それぞれ

自分自身の行きたいと思う学校に

行ければそれでいいじゃない!

 

 

そして、あなたはあなたの

行きたい学校を目指す。

 

 

 

あなたは、誰とも比べなくていいから、

自分ができる精一杯をやれば、

それでいい!」

 

と。

 

 

この言葉、息子に言っているようでいて、

人知れず焦っている自分自身にも

言い聞かせていたのだと思います。

 

 

だって、順位を比べたりしたら、

きりがないんですもの。

 

 

焦った日々も、

怒った日々もあったけど、

でも、息子はがんばってきた。

 

 

もともともスタートラインが

少し不利な位置にいたけど、

それでもやり続けてきた。

 

 

塾をやめたいと言ったことも、

受験をやめたいと言ったことも、

一度もなかった。

 

 

 

じゃあもう、いいじゃない、と。

 

 

そうして、毎日毎日大丈夫だ

大丈夫だと言い続けていたら、

息子は、

「ママがそう言ってくれるなら

きっと大丈夫だね」

 

 

なんてカワイイことを言ってくれる

ようになり、

受験本番には、案外ひょうひょうと

受験会場に向かっていくまでに強くなって、

こちらがビックリしたものです。

 

 

 

もう一つ、

私が息子に言っているのは、

「あなたが合格できた一方で、

不合格して悔しい思いをしている人の

ことを忘れないでね」

ということも、

しつこく言ったものです。

 

 

 

だって、受験の合否なんて

誰にもわからないことで、

それこそ、息子が負ける日も

あるのです。

 

 

現に、我が家は、

受験校を決める時に、

高望みせず、

ほぼほぼ安全圏しか狙わなかった。

 

 

それを作戦にしていたからです。

 

 

だからこそ、

受験した全校に合格したともいえる。

であれば、狙った学校が違えば、

全敗だってありえたということ。

 

 

人間、調子にのっては、いけません。。。

 

私の友人のケース

 

 

というのも、数年前、

受験生をもつ友人Aが、

我が子が第一志望校に受かった時、

友人のグループLINEに報告してきてくれて、

全員で大いに喜んだのですが。。。。

 

 

 

なぜか、ラインのやり取りの

一番最後に、

A本人が、

「Bに勝ったわ!」

と言い放ち、

友人全員、ビックリしたのです。

 

 

 

Bというのは、

たまたま、Aのお子さんと同じ歳の子供を

もつ、私とA共通の友人の名前です。

 

 

Bさんのお子さんも、第一志望校に

合格していました。

 

 

でも、それを聞かされたAは、

人知れずライバル心を燃やして

しまったのでしょう。

 

 

ぶっちゃけ、私には、

Aの志望校がいいのか、

Bの志望校がいいのか

判断などつかず。

 

 

純粋な偏差値では、Bのお子さんの

志望校の方が全然高かった気がします。

 

 

でも、それはどうでもいいこと。

 

 

ただただ、友人として、

どちらのお子さんにも頑張ってほしかった。

同じ受験生の親として、

どちらのお子さんの合格も

純粋に祈っていました。

 

 

 

でも、当事者になると、

つい、競ってしまうのですね。

身近な人のことだからこそ、

勝ちたくなってしまうのですね。

 

 

その前にもAは、

「娘の同級生の子が第一志望校に

合格しちゃったから、

うちの子も焦っちゃっててさ!」

 

 

と、周りの動向に翻弄されているのが

気の毒でした。

 

 

 

結果、Aのお子さんが合格した時に、

「うちの子も、Bの子も両方とも

第一志望校に合格できて良かったわ!」

 

 

 

というセリフが言えないのって、

私は、とーーーーっても

悲しいことだなと思ったのです。

 

 

 

自分の母親がそんなことを言っている

と知ったら、Aのお子さんも、

一体どんな気持ちなのか。。。。?

 

 

 

人生って、競争の連続なのはわかるけど、

人を蹴落として、って生き方は、

私は好きじゃありません。

 

 

人様に迷惑をかけるのはいけないけど、

息子は、息子なりに頑張って

くれればそれでいいと、

私は教育していきたいなと思ってます。

 

 

 

あ、ちなみに、

ママ友とか小学校の友人には、

当然「どうだった?」

と私も聞かれました!

 

 

 

「うん、頑張ってるよ、ありがとう」

とだけ答えたら、

それ以上深追いして聞いてくる方は

誰もいませんでしたよ!

 

 

 

日能研でも指導されました

 

 

そういえば、日能研の最終保護者会でも、

こんな指導をされました。

 

 

友人間で受験番号を教えあったりしないように、

スマホのトラブルに気を付けてください、

とのことでした。

 

 

なるほど、情報化社会とはいえ、

必要のない心騒がせる情報で

動揺してしまうのは損ですもんね。

 

 

 

受験期間は、友人とのやり取り自体

シャットアウトにしてしまっても

いいのかもしれません。

 

 

 

って、そもそも、

我が家は、子どものスマホ大反対派ですが!!